はじめに
今回は「一生お金に困らない暮らしをする具体的10の方法」という話をします。
お金に困らない10の方法
1・見栄を張らない
お金に困らない最大の秘訣は、見栄を張らないことです。
等身大の自分ではなく、実際以上にお金があるように見せようとするとあっという間に散財するでしょう。
また、無理をして生活レベルが高い人や、散財傾向のある人と付き合いがあると同じように散在します。
- 住んでいる場所
- 所有している自動車
- 職業
- 学歴
- 子供の成績、進学先
- 服装
- 持ち物
こうした事柄はマウンティングの対象になることもあり、それをひけらかすような人とは距離を置きましょう。
もちろん、本人が意識しすぎないことが一番重要です。
2・依存性のあるものにお金を使わない
人は多かれ少なかれ何かに依存する傾向があります。それ自体が悪いわけではないのですが、極端な場合が問題です。
- 買い物
- 食べ物(甘いもの、アルコールなど)
- スマホの見過ぎ
など。
仕事のストレスをやけ食いで解消しようとしたり、買い物で高価な服を買い、知り合いに見せつけようと考えたり、歩いているときもスマホを離せないようなことからは距離を置くデメリットはありません。
スマホは広告や購買意欲を掻き立てられる情報であふれています。
3・保険に入らない
家族構成にもよりますが、自動車保険と最低限の火災保険以外、保険加入は不要です。
収入が少ない時期に貯蓄ができるまでの期間限定で医療保険に入る程度で十分です。
差額ベッド代を考慮したい場合も、貯蓄でまかないましょう。
日本は社会保険が充実しているので過度な保険は不要です。仮に加入した場合でも定期的に内容を見直しましょう。
そうしたお金に投じるよりも自分で新NISAやiDeCoなどで運用するほうが確実で無駄がありません。
生命保険や医療保険の掛け捨てタイプは低額だと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
何十年も払い続ける総額は膨大なものです。
それをインデックスファンドで運用したら、もっと違うお金の使い方ができるのに掛け捨てていた保険料は文字通りお金を捨てるだけです。
4・自動車を持たない
自動車を持たないだけで多額のお金が浮きます。
「地方暮らしは自動車が不可欠だ」
「高齢者、乳幼児がいるから無理」
という事情もあるでしょうが、それ以外で検討の余地があるなら一度考えてみましょう。
都会であれば、車を必要な時はカーシェアリンクやレンタカー、タクシーでまかなえます。
自分で自動車を所有した場合と比較して、圧倒的な差額になります。
5・スマホ通信を3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)で契約しない
スマホは不可欠の時代です。
そこで何も考えずに3大キャリアで契約すると一人月7千円くらいかかります。
これが家族分なら数倍の支出です。
ところが格安SIMで契約するだけで、通信費は3分の1くらいになります。
月2千円くらいで済むので、費用が大はばに削減できます
6・教育費にお金をかけすぎない
教育費は「子供のため」という言い訳が成り立つので多額の費用をかけがちです。
また、教育費の上を見たらキリがありません。
けれどもかけた教育費の効果がどれほどのものかは、不確定です。
本音を言えば
「わが子が将来、高収入を得られるようになるため」
というのが率直な理由であることでしょう。
もちろん、環境や、友人との出会いなどのポジティブ理由はあるでしょう。
けれども教育費は、お金という現実を無視することはできません。
勉強という努力や忍耐を続行できるかどうかも、その人の生まれながらの能力の要素があります。
「やればできる」
はそうですが
「努力ができる」
も、実は能力です。
一番の目安は自分たち親二人です。
それから4人の祖父母とその兄弟姉妹を見れば、およその能力の検討はつきます。
トンビが鷹を生むことはなくはないですが、確率は低いのです。
そうと知れば無駄にお金を使うこともありません。
子供本人が望むならまだしも、です。
7・家を買わない(多額の住宅ローンを組まない)
家を買うか、賃貸がいいかはよく話題になります。
ただ、今のご時世多額の住宅ローンは、精神的な足かせになります。
ファミリーは住宅ローンを組んで団信加入をすることで、生命保険替わりになることがありますが、よく検討しましょう。
正解はありませんが、家を買いたい人は若いうちにさっさと買い、持ち家の恩恵を堪能しましょう。
早く買えば早くローンを払い終わりますし、子供の成長期に思う家で過ごせます。
一方で賃貸は転勤があるなど、住む場所を固定できない場合に利用せざるを得ません。
ただ、一見して賃貸は無駄が多く見えますがライフスタイルに合わせて住み替えできます。
また、メンテナンスや固定資産税などとは無縁で家賃さえ払えばいいので管理が楽です。
金銭的にどちらが得かということはケースバイケースです。
ただ、筆者の場合は(現在は賃貸です)
「どちらでも大差ない」
というのが計算上の答えです。仮に将来、家賃の比重を下げたいときは、引っ越せばいいわけです。
どういう住み方が安心できるかで決めればよいでしょう。
筆者の場合は、賃貸の自由な空気が気に入っています。
8・形から入る趣味を持たない
何か趣味を始めるとき形から入る人がいます。
例えば登山を始めようとする人が、いきなり高価な衣類や道具を一気にそろえるようなケースです。
登山は「初心者だから安いものでいい」というものではありませんが、今後続けるかどうかわからないのに、形から入る人は、多額の費用を使うことになります。
行くたびにお金がかかる趣味を持つと大変です。
同じ「歩く」でも、近くを歩くなどアレンジは可能です。
お金がかからない趣味を持つと、気楽です。
「絵を描く」
でも、いきなり日本画を描こうとすると、多額の費用が掛かります。けれども鉛筆やペンで描くような絵であれば同じ絵でも費用はほとんどかかりません。
9・口座引き落としで定期積金をする
お金は「余ったら貯金」では貯まりません。
- 給料が入ったら即、口座で自動引き落としで定期積金で強制的に貯蓄をします。
- はじめから定期積金分は「なかったもの」として生活します。
- 臨時収入が入った場合は、「なかったもの」として貯蓄の口座に入金します。
- 児童手当も「なかったもの」として貯蓄の口座に入金をします。
- 昇給したら、昇給の差額分、定期積金の金額を上げます。
- ボーナスを臨時収入扱いせずに、原則生活に必要な分以外は貯蓄します。
このようにすれば、お金が必要な時に不足してあわてる事態になることはまず、起きにくいでしょう。
10・一定以上の貯蓄ができたら一部をインデックスファンドの投資に移行する
(※投資はご自身の判断で行いましょう。投資をすすめる意図ではなく、一つの事例としてお話しています。)
「9」で一定以上の貯蓄ができたら、一部を新NISAを利用しつつインデックスファンドの投資で運用します。
デイトレや個別株は行わず、指標に連動するタイプのインデックスファンドでお金を積んでいきます。
新NISAのつみたて投資枠を活用すれば、ドルコスト平均法が生きてきます。
新NISA外でも特定口座で運用すればいいでしょう。
老後資金目的ならiDeCoもありです。
若いうちから始めるほどに時間を味方にして複利効果が出ます。値動きは無視して傍観が鉄則です。
まとめ
さいごに
今回は「一生お金に困らない暮らしをする具体的10の方法」という話をしました。
もっと紹介したいことはありますが、今回はこのくらいにします。
参考になればうれしいです。
「一生お金に困らない暮らしをする具体的10の方法」
という話をしました。
参考になればうれしいです。