はじめに
50代は一気に世界観が変わる年齢です。
そこで50代までに処分して、来るシニア時代に備えることで、様々な気がかりを減らすと気分的に落ちつきますよ。
特に女性は男性よりもその変化が大きくなります。
40代から50代に、少しずつ変化するかと思いきや、激変します。
もちろん、個人差はありますが筆者は激変しました。
50代のうちに処分するといい理由
50代のうちに、気になるものを処分するといい理由はいくつかあります。
①体力と気力の観点
50代ならばまだ、体力と気力があります。今はこの状態がいつまでも続くと思いますが、「思い立ったが吉日」です。体力と気力があるうちに実行するほうが素早くできます。
②判断能力の観点
年齢が重なると判断能力がおとろえることがあります。余計なものを減らしておくことで「うっかり」を予防できます。
物を捨てるのはエネルギーと判断がいります。こうした作業は精神的にも疲れますので、早いうちに実行したほうがいいでしょう。
③費用の観点
物を手放すときには、費用がかかることがあります。そうしたときに費用を理由に先に進めないのは困りますよね。
早い段階なら気分的に余裕をもって費用を出せます。
④老後の生活をスムーズにする観点
子育て期が終わっても、まだ長年の習慣が抜けません。子供が巣立てば、あとは自分たち親の生活をメインに構成しないと、多すぎる物に手間をかけられます。
物を減らしたほうが、掃除の手間やうっかりけがを予防できます。探し物も減るので早い段階で進めたほうがいいですね。
50代までに処分したいもの5選
1・婚礼家具
現在、50代の既婚女性で婚礼家具を買った人がいるかもしれません。筆者もそのひとりです。
筆者の場合は、夫の転勤のたびに婚礼ダンスが負担になっていました。15年前の転勤の時に、処分しました。
田舎の住まいならともかく、地方都市、首都圏の賃貸では婚礼ダンスを置く余裕はありません。引っ越し費用、賃貸物件はいずれも割高になります。
それだけではなく、地震の被害がこわいです。和服を着る機会は筆者の場合なく、結婚前に買った着物は実家に置きっぱなしです。
婚礼ダンスは引き取り先を見つけるのが大変です。リサイクルでも売れにくいので、早めに手放すと楽です。
2・思い出品
思い出品は替えが利かないから、手放す作業は最後という意見もあります。
ただ、思い出品とは、初めからない可能性もあったわけです。紙一枚でも重なれば山になります。
そういうわけで、最近は、神社仏閣のお守り、御朱印すらいただきません。(どうしても欲しい場合はケースバイケース)
写真はデータで保存できますが、一定時期を過ぎたら一部を残して消去します。
生誕~独身時代の写真は、だいぶ前に捨ててありません。子供の写真や家族写真は物理的にアルバム一冊に収まる分だけを持っています。
処分しても問題ない思い出品の例(筆者が実際に処分したもの)
普段、下記のものは直後は大事にしますが、ひと月も過ぎるとゴミになります。処分が大変なので直後に処分がのぞましいです。
写真は撮影に夢中にならないことで、予防できます。
- コンサート、美術館、映画、入場券などのチケット
- 美術鑑賞後の絵葉書
- 飾るだけの置物
- 写真
- 子供の学習教材、ノート、プリント類
3・本
本は単純に、保管していると害虫やホコリを呼び不衛生です。
保管する本は、何度も見返すようなものは以下くらいの本です。
- 地図
- 参考書
- 辞書
- ガイドブック
を基本に、保管スペースを決めてそこに入りきらない分を処分することで新陳代謝できます。
4・あらゆる不要な紙書類
デジタル化が進んでいても基本は紙書類がメインです。意識して処分しないと、紙書類は増えます。
処分した家電の取説
処分した取説を保管されていることがよくあります。ネットで取説を見ることができますが、筆者は紙の取説は保管しています。
ただしその場合、ラベルなどは付けずに、まとめて放り込んでいます。
更新が過ぎた期間の保険証券、解約した保険証券
解約した保険証券や、更新前の保険証券は処分します。
時々郵送されてくるお知らせの封筒が丸ごと保管されていることがあります。ただのお知らせやセールスであれば処分します。
ついでに契約内容を見直します。
医療関係のお知らせ書類
確定申告が過ぎた期間の医療関係書類を処分します。ただし必要だと判断するものは保管します。
3年より前の年賀状・手紙
3年より前の年賀状や手紙は処分します。今どき手紙はないかもしれませんが、一時期を過ぎたら相手の思いも十分受け取っています。
ただし住所確認などのために必要なものは保管します。
5・過去に使った医療、健康グッズ
過去に健康のために使ったグッズは処分します。
そのときに「頑張った証」として保管するのはおすすめしません。
また「万が一必要になった時のために保管」するのもおすすめしません。
(個々の事例により、必要な場合は保管してください)
なぜかというと、万が一のために保管することは、当時の病気の再現を望むことにつながるからです。
「もう、これが必要になることはない」
という現実を作るほうが良いでしょう。
どうしても必要になったら改めて最新のものを用意したほうがいいでしょう。
まとめ
さいごに
今回は「50代までに処分したいもの5選」という話をしました。
参考になれば幸いです。