簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

運をよくする暮らし方5つのヒント&やってはイケナイ3つのマイナス発言



当ブログ「簡単に暮らせ」の訪問者になっていただき、ありがとうございます。

こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はファイナンシャルプランナーです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

「あなたは運がいいですか?」

松下電器の創業者松下幸之助氏が、社員採用試験の面接で質問した有名な質問です。松下氏は

「運がいいです。」

と答えた人を採用したそうです。

今回は「運をよくする暮らし方についてのお話」です。

「運」は存在するか

筆者は基本的にスピリチュアル、霊感といったたぐいのことをスルーする方針で暮らしています。

ただ、ここでいうところのスピリチュアル、霊感とは、主にテレビや雑誌で安易に報じられるバラエティ番組で発せられるような内容を指します。

もちろん、何をもって安易と判断するかは難しいものです。けれども日本人の多くの人が神社仏閣では姿勢を正します。

筆者も、時折そうした場を訪れては手を合わせ、参拝することがあります。神社仏閣は理屈ではない何かを感じます。

凛とした空気につつまれながら、あらためて姿勢を正し手を合わせ、感謝の心をお伝えします。

日本国内にはいたるところにそうした場があります。いずれも地域の方などが大切に守ってきた心のよりどころです。場の存在もさることながら、歴史建造物としての伝統や技術、文化そのものでもあります。

浅草寺、雷門が松下幸之助の寄進で再建された事例におしえられること

幕末の焼失以後95年間再建されなかった雷門

東京観光でおなじみの浅草寺のシンボルともいえる雷門は、松下幸之助氏の寄進により、再建されたものです。

雷門は幾度も焼失しているそうですが、幕末の慶応元年(1865)以後、95年間再建されなかったそうです。

松下氏の寄進で浅草寺の雷門が再建されたのは、昭和35年(1960)だそうです。

雷門が再建された背景

当時、松下氏は、関節痛を患っており、それを聞いた浅草寺の山中興第24世清水谷恭順貫首が、祈願したところ快復したそうです。

雷門はその御礼の意を込めて、松下氏が個人で寄進されたそうです。

推測ですが、松下氏が浅草寺の方の祈願で関節痛が回復したのち、雷門を寄進したのはきっかけだと思います。

松下氏はおそらく、前々から雷門の再建を考えていたのではないでしょうか。その理由は決して自分個人のためだけではなかったでしょう。

他者の利益までを視野に入れた生き方が、運を引き寄せる

観光客が、あの大きな雷門のちょうちんに圧倒され記念写真を撮ります。結果として雷門の再建ということにとどまらず、多くの人に喜びを与えています。

このように他者の喜びに貢献できる人格そのものが、必然的に大きな運を呼び寄せるのだと感じます。

筆者を含め、たいていは多くの人が自分個人の小さな利益にとらわれています。同時に自分個人の不運を、目ざとくさがしては、なげいています。

運の良さとはつまり、自分個人の小さな利益にとらわれていない状態ではないでしょうか。

つまり「運がいい」とは不運に鈍感で、「運の良さ」に敏感な人格があるということです。

「運がいい」と答える人が本当に運がある理由

そこで「運がいいですか」という質問があれば当然、「運がいい」と答える人は、自分が与えられていること、つまりはめぐまれていることに敏感で、感謝する気持ちが大きく、実際に運が良いことでしょう。

反対に「運が悪い」と答える人は実際に運が悪いはずです。理由は視点が「不運なこと」にあるからです。実際は恵まれているにもかかわらず、そうした部分には目もくれず、「運が悪い」と解釈するからです。

よくあるたとえ話ですが、コップに半分ほど水が入った状態の解釈があります。

  • 「もう半分しかない」
  • 「まだ半分もある」

同じ条件と現象があってもこの両者は全く違う解釈をしています。

「もう半分しかない」

と解釈する人は運がよくないだろうし

「まだ半分もある」

と解釈する人は運がいいでしょう。

運をよくする暮らし方5つのヒント



このように松下幸之助の事例などをヒントに、運というものを解釈することができます。

運をよくする暮らし方の秘訣としては、以下のようなことでアップさせることができるでしょう。

1・良いことに視点を向ける

2・感謝の気持ちを持つ

3・マイナス発言を言ったり書いたりしない

4・自分の利益と運ばかりにフォーカスしない

5.恵まれていることには敏感になり、そうでないことには鈍感になる

 

少々重複している面がありますが、このようなことを意識することで運がよくなるでしょう。

「相手のためを思って」マイナス発言をしない

例えば、悪気なくやりがちなのは3の「マイナス発言」です。しばしば「相手のためを思って」と言われますがたいていは「大きなお世話」化しています。

①陰口、悪口

マイナス発言とは一般に人の陰口、悪口などをイメージします。もちろんそれらが良くないのは言うまでもありません。

②心身の不調発言

一方でやってしまいがちなのは、頻繁に心身の不調を発言(書くことを含む)することです。特に筆者の年代、50代くらいになると誰しも不調が増えます。

そこで意識しないといつも心身の不調を口にすることになります。これは聞いたり読んだりする側には負担になります。

こうしたことは、必要に応じて医療機関などに相談する必要はもちろんあります。身内や職場の同僚には告げておくほうがいい場合があります。このようなことは必要です。

ですが、それ以外の場面で、むやみに不調を垂れ流すことは、控えるが無難です。第一に不良を口にしたり書いたりすることで再現することになります。つまり本人にとっては、つらい状況が2倍、3倍とふくれあがるということです。

「口にしたり、書くことで発散できる」

と思うかもしれませんが、マイナス要素の場合、実際は逆です。前述の医療機関など適切な発言を除いて、口にすることや書くことは、生きて活動し始めるので良くありません。

③不安をあおる発言

不安をあおる発言も同様です。相手から求められてもいないのに、

  • 米を買いにくい
  • こういう病気が流行している
  • 今年は「厄年では?」

・・などあらぬマイナス情報を提供しないようにします。本人にすれば「良かれと思って」ということなのでしょうが「知らぬが仏」ということは多いものです。

知らなければ平穏に暮らせるのに知ってしまったら気になって不安になるということはあります。

相手が求めてもいないのに、マイナス情報の提供をしないようにします。

50代くらいになると心身の不調発言が増えがち

50代半ばで病歴がある筆者も、心身の不調を改めて発信すれば、山のようにあります。そうしたことをブログに書こうかと思ったこともありました。

けれどもやめたのは、改めて不調を書くと、良くない状況にフォーカスし、脳内で再現され、体にも良くない記憶が呼び起こされると気づいたからです。

少々の不調には鈍感になり、良いことに視点を向けることにしました。

もちろん、そうは言ってもつい、身近な夫には余計なことを言ってしまうことがあります。そうしたことは、相手に負担を強いていると気付いて、できる範囲で控えることを意識しています。

そういうときは笑って(というのは極端な表現ですが)

「気のせい、気のせい。あ~今日も気分爽快!」

と口にすると実際にそんな気がしてきます。(もちろん、小さな異変を見逃していいという意味では断じてありません。状況に応じて、しかるべき医療機関に相談は必要です。)

朝の散歩が運を良くする

松下幸之助氏のように、大きな事業も貢献もできませんが、朝散歩をすることでシンプルに心が明るくなります。

心が明るくなるということは、シンプルに前向きな気持ちになれるので運も良くなります。

朝散歩のすがすがしい空気を知らない方は、ぜひ知って欲しいです。もちろんスケジュールや環境の関係で、朝に散歩をできない方もいるでしょう。

そんなときは、5分でいいから隙間時間に外に出て歩いてほしいと思います。どんな場所でもスズメなどの野鳥が目に入るのでかわいいし、街路樹で季節を感じたり野草を目にしたりと何かしら発見があります。

すがすがしい空気というのは目に見えるものではありませんが、自然と神社仏閣に出向いた時のような自然や大きな見えない存在に畏怖の念を感じます。

まとめ

さいごに

今回は、「運をよくする暮らし方5つのヒント」という話をしました。参考になればさいわいです。