はじめに
今回は、お金を貯めたいなら、持たないほうがいいものについて7つ紹介します。
お金を貯めたいなら、持たないほうがいいものについて7選
お金を貯めるにあたり、普段何気なく持っているものがお金を減らす原因になっているって、実はあるんです。
しかもそれは、節約しているつもりになって手に入れているものもあるのですから、怖いですよね。
今回は、お金を貯めたいなら、決して持たないほうがいいものを紹介していきます。
1 100円ショップの文房具
100円ショップの文房具を使うと、無駄なお金が出ます。なぜかというと、文具はメーカー品を買っても差額自体は大きくないからです。同時に一つを使い切るのに時間がかかります。
それなのに文房具は使用頻度が高いので、性能が良くないとつかうたびにイライラします。
そういうところに、わざわざ低額の文房具を使うよりも、自分が心の底から使いやすいと思うメーカー品を使うほうが、ずっとパフォーマンスが良いのです。
ところが目先の価格に惑わされて、100円ショップの文房具を使う場合は、お金に見合いません。
例えば100円ショップで10本入りのボールペンを買ったことがあります。一見お得ですが10本のボールペンを使い切るのに一体何か月、場合によっては数年かかります。
ところが使い勝手はインクはだまになる、しみて手が汚れるなどで使うたびにイライラするのでした。
結局一本200円弱のメーカー品のボールペン2本を買って、3か月経過しましたがその間は書くストレスが出ませんでした。
要は目先の支出ではなく、使用頻度の高いものに関してはストレスなく使えるものを買ったほうが得です。同時に1本200円と1本あたり10円のボールペンでは一見、20倍の差があると思いますが、絶対的な差額でみれば190円の差額です。
ところがつい「20倍違う」と考えてしまうと冷静な比較ができません。100円ショップの製品はほかの品についてもいえます。なかには値段に見合う品もありますが、基本的にそういうものだという感覚が必要です。
2 100円~300円ショップの食器
100円ショップや300円ショップはおしゃれで安い食器がありますが、その多くは中国製です。もちろんまれに、日本製の食器もありますので、その場合はこの限りではありませんが、メーカーが明記されていませんから、品質の安全性が不明瞭です。
食器は口に入るものをのせるので、目先の値段ではなく、安全性が明瞭なものを使うほうがよいでしょう。
「よくわからないけど、だいじょうぶだろうか?」
とびくびくしながら使うのも精神衛生上よくありません。食器も割らない限り長く使いますから、注意しましょう。
3 SNSで話題の服やバッグ
SNSで話題の服やバッグって良くくっついているキーワードがあります。
- 神コスパ
- プチプラ
などです。
それからSNSで話題になるということは、全国に店舗があり、買いやすい値段であることも特徴です。
買いやすい値段とはつまり、低価格だということです。低価格やプチプラ自体が悪いのではありません。
買いやすいがために、衝動買いしてしまうことが問題なんです。それから
「売り切れる前に」
などの言葉も添えてあることがありますね。売り切れたら、その時はその時です。売り切れるかもしれないと買い急いでよく考えずに買えば本当は自分には合わないものを買う可能性があります。
SNSで話題の服やバッグは、販売者が水面下で提供しているケースもあります。そのほか、実際は着ていないのに、それっぽくコーデをしてSNSにアップするためだけをメインにしている可能性もゼロではありません。
本当に活用していて似合っていても、とにかくSNSのインスタグラマーさんと自分は違うことを自覚しましょう。
4 大型家具、家電
十数年前くらいは、大型家具や大型家電が人気でした。確かにこれらは、品質が良く長持ちするかもしれません。
けれども時代とともに技術は進み、同じような性能をもつものが、安く小型化されて販売されています。そのもの自体がなくなったものもあります。
かつては
- 大きいこと
- 重厚なこと
- 高価なこと
が、ステイタスの象徴で、それを買い持っていることが喜びになっている人も多くいました。ところが現代では、かつてステイタスと見られた高価を感じさせるものは、古臭さとダサさと変化しています。
こういう時代の変化に気付かないと、「高かったことに価値を感じる」という時代錯誤にも気付かず暮らしてしまいます。
現代では、大きいものや重いものは、買い替えにも手間がかかり、部屋のスペースを占めます。お金を貯めたいならば、たとえ高かったものでも、大きいものや重い家具や家電は手放したほうがいいでしょう。
5 保険(自動車保険以外&一部例外あり)
日本人の場合、保険に入りすぎといわれています。掛け捨ての保険ならいいかといえば、そうも言えません。
短期間に必要な期間だけ必要な保険に入るならセーフですが、掛け捨てでも長期に渡れば無駄にお金をすてることになります。
掛け捨て以外の保険でも、基本的に保険を貯蓄代わりにするような方法はやめたほうがいいでしょう。
ただしバブル時代に、契約した保険は安易に解約しないほうが良いものがありますので、解約の際にはよく中身を確認しましょう。
とくに1990年代までの貯蓄型保険は、安易に解約してはいけません。なぜならこの時に契約した貯蓄型保険は「お宝保険」の可能性が大きいからです。
保険は一度入ると解約が怖くてできなくなります。今から加入することは、一時的な場合を除き、慎重になるべきです。
保険は加入すると入りっぱなしになりがちですが、入るときは少額と思っても、総額は大きな掛け金です。
6 自動車
自動車はお金がかかります。都心部などに暮らしているのなら、可能であれば、自分で自動車を持たずにカーシェアリンクやレンタカーで済ませたほうが良いでしょう。
また、地方で低コストで暮らすことを考える人がいるかもしれませんが、地方は場所にもよりますが、実は自動車のコストをはじめ、結構お金がかかります。
自動車を手放して公共の交通機関だけで生活すると、自動車にまつわる多大な費用が浮きます。
7 家
賛否両論あると思いますが、家は一気に多額の支出を伴います。もちろん、なかには「家を買ったから家賃が安く済んだ」
という方もいるでしょう。
これは一概に何が正解とは言えません。けれども、お金を貯めたいのであれば、一気に多額のお金が出てしまう家の購入は慎重になるべきです。
理由は将来の収入が不確定なのに、支出が「家」に大きく限定されることが確定してしまうからです。
賃貸の場合はライフスタイルの変化に合わせて、自由に住み替えができます。
今までは時代の流れがゆるやかで、日本も経済が右肩上がりでした。だから家という大きな買い物も、長期の住宅ローンも、投資が大体うまくいく例が多かったと思われます。
家の購入は投資なんです。ふだんはNISAなどにすら無関心な方も、なぜか家の購入には積極的です。
「私は投資に手を出していない」
と言い切る人ほど、実は家を買う選択をしていることがあります。
ここでは賃貸は寄りの意見を出しましたが、持ち家と賃貸の選択の結果は、最後にならないと誰にもわかりません。ですが家の購入には多大なコストがかかることを覚えておきましょう。
さいごに
まとめ
- はじめに
- お金を貯めたいなら、持たないほうがいいものについて7選
- 1 100円ショップの文房具
- 2 100円~300円ショップの食器
- 3 SNSで話題の服やバッグ
- 4 大型家具、家電
- 5 保険(自動車保険以外&一部例外あり)
- 6 自動車
- 7 家
- さいごに
今回は、お金を貯めたい人が、持たない方がいいもの7選についてお話ししました。参考になればうれしいです。