はじめに
グーグルアドセンスを利用している、ブログ等運営者等の方向け記事です。
2023年11月末にグーグルアドセンスから、「シンガポール税務情報提出」を求められました。
いろいろ戸惑いがありましたが、手続きが完全に完了(シンガポール税務情報承認&グーグルステイタス承認)したので流れの体験をお話しします。
もくじ
- はじめに
- もくじ
- アドセンスから求められ、税務情報を提出しないとどうなるか
- シンガポール税務情報&グーグルステイタス共に承認完了するまでの実体験の流れ
- 「シンガポール税務情報提出」はなぜ必要か
- 推測する効率的なアドセンスに「シンガポール税務情報提出」の提出と完全承認完了までの流れ
- 結論・「居住者証明」を提出する
- 手間を一回で済ませるために
- アドセンスアカウントの表示を確認する
- 居住者証明は税務署で発行してもらう
- 平日午前中、税務署へ
- 翌々日、書類を再度アップロード(提出)
- 『受理されて承認され、有効になりました。』
- まとめ
- さいごに
アドセンスから求められ、税務情報を提出しないとどうなるか
アドセンスから求められた税務情報を提出しないとどうなるのでしょうか、単純にまず、アドセンスからの入金が保留になります。ただし保留になるだけでありお金が消えるわけではないようです。
とはいえ、放置するわけにもいかないので、さっさと手続きを終えるほうが良さそうです。
シンガポール税務情報&グーグルステイタス共に承認完了するまでの実体験の流れ
①2023年11月末ころ、グーグルアドセンスからメールが届く
2023年11月末ころ、グーグルアドセンスからメールが届きました。
「シンガポールの税務情報を提出するように」
という内容です。なんだか怪しい気がしたので、アドセンスのアカウントにログインして確認すると、本物のメールだとわかりました。
それによると、「税務情報」とはアカウント内のボタンを押して、入力フォームから必要事項を選択しつつ、最後に証明書類をアップロードするだけでよいようです。
②必要事項を入力して運転免許証をアップロードしてみた→△
必要事項を入力する前に、アップロードするつもりの運転免許証記載の住所とアドセンスの住所を一致させるため、アドセンスのほうを変更しておきました。
運転免許証の住所を〇ー〇ー〇としていたため、そちらに合わせました。(税務署に身分証明提示するときも、運転免許証を提示しました)
〇丁目〇ー〇
↓
〇ー〇ー〇
ここでの不明点は、何の証明を使うかという点です。とりあえず運転免許証を使いました。するとシンガポールの税務情報自体は即時承認されました。
これで終わりだと思い喜んだ私ですが、よく見るとアドセンスのステータスが保留になっていると気づきました。
③1週間後くらいにアドセンスから②の結果がメールで届く
1週間後くらいにアドセンスから②の結果がメールで届きました。残念ながら結果はNOでした。グーグルのステータスでは運転免許証等ではだめなようです。
④マイナンバーカードをアップロードしてみた
それで次は、ダメもとでマイナンバーカードをアップロードしてみました。
⑤1週間後くらいにアドセンスから④の結果がメールで届く
さらに一週間後くらいにアドセンスから④の結果がメールで届きました。結果は予想通りNOでした。グーグルのステータスでは、運転免許証も、マイナンバーカードもだめなようです。
⑥税務署から居住者証明書を入手する
そこで手持ちの身分証明書ではだめだとわかったので、観念して税務署から居住者証明書を入手することにしました。
事前に国税庁のHPから書類を印刷して私は手書きで記入して税務署に行きました。
幸い当日中に40分程度で発行してもらいました。
⑦再度アドセンスに居住者証明書をアップロードする
アドセンスに居住者証明書をアップロードしました。ここで特にPDF化などはせず、普通にスマホで撮影してPCで画像種類をJPEGだかPNGだかに変換して済ませました。
⑧8日くらい経過してもメールが来ないのでアカウントを確認したら、警告が消えていた。→10日後くらいにアドセンスから完了のメールが来た
⑦から8日くらい経過してもメールが来ないのでアカウントを確認したら、警告が消えていました。ですのでこの時点で承認はされていたようです。
それからさらに2日後、つまりトータル10日後くらいにアドセンスからメールが来て完全に承認されました。
「シンガポール税務情報提出」はなぜ必要か
突然、グーグルアドセンスから「シンガポール税務情報提出」を求められドキッとします。わずかながらにシンガポールの方がアドセンス広告経由で収益が発生したのでしょう。それで税務情報を提出しないといけなくなったようです。
ブログのほか、ユーチューブ運営でアドセンスで収益化している方にも同様の提出を求められた事例があるようです。
この提出は、すべてのアドセンス利用者に促されたわけではないようです。
推測する効率的なアドセンスに「シンガポール税務情報提出」の提出と完全承認完了までの流れ
グーグルアドセンスに提出する「シンガポール税務情報提出」の提出と完全承認完了までの流れを体験後の現在、まとめると効率の良い手順の流れは推定ですが、このようになります。
- グーグルアドセンスに登録している住所の表記を確認する
- 居住者証明を税務署でもらう際、提示する身分証明書の表示と一致しているか確認する。違う場合はアドセンスの表記を訂正する。
- 居住者証明の書類を用意する。税務署で書くこともできるが、自宅で用意するほうが確実。書類は国税庁のHPからダウンロードする。
- 税務署から居住者証明を発行してもらう
- アドセンスのアカウントにログインして、シンガポール税務情報のボタンから必要事項を選択等して居住証明をアップロードする
- シンガポール税務情報のステータスは即時承認されると思われます
- グーグルアドセンスの承認ステータスは1週間前後あとに確認
- グーグルアドセンスの承認ステータスが取れれば(メールが来ます)完了
ここに書いた事例はあくまで私の体験をもとにしています。私は一連の経験をしたので、今になって思えばこのような手順を踏めばよかったとわかりました。けれども渦中はわかりませんから、何度か手間がかかりました。
結論・「居住者証明」を提出する
一番大事な結論を言います。
この場合、解決の要となるのは、証明書類として何を使うかですがそれは「居住者証明」です。税務署から取り寄せます。
事前に請求書を国税庁のHPから書類を印刷して記入して持っていけば、手間がより省けます。
手間を一回で済ませるために
私の場合、シンガポール税務情報自体は、運転免許証を提出して即時OKでした。
けれども最終的に、グーグルのステータスが認められず、マイナンバーカードもダメで結局、居住者証明を提出してやっとOKが出ました。
というわけで、そんなことなら、はじめから居住者証明を提出すれば、一回の手間で済むと思われます。
アドセンスアカウントの表示を確認する
承認前の状態ではまず、グーグルアドセンスのアカウントのステータスを確認します。
アドセンスのアカウントにログインして確認すると、
「お支払情報」→「お支払い」→「設定」→「設定を管理する」
を開くと、確かに一番上に赤い警告が表示されています。
右の白いボタン「税務情報の追加」をクリックすると再び「税務情報の追加」ボタンがあるので、それをクリックします。
「フォームを開始する」ボタンをクリックして必要事項を選択します。
特に難しい選択はないですし、項目も多くはありません。最後の項目で
源泉徴収率決定のため居住者証明書のアップロード
します。
つまり、シンガポール税務情報の承認は「運転免許証」でOKでも、グーグルのステータスはNOで、居住者証明でOKが出るということです。
居住者証明は税務署で発行してもらう
面倒だけど税務署に行って証明書を発行してもらうことにしました。
提出書類の準備
事前に国税庁のHPから書類を印刷して手書きするか、入力して印刷するか、記入して持参するほうがスムーズかと思われます。
また、私は直接税務署に行きましたが、郵送で依頼して返送してもらうこともできるかと思われます。その際は切手を貼ることを忘れずに、私は必要があって税務署に返送してもらう場合は、紛失防止に簡易書留をお願いしています。切手は必要分の切手を調べて貼りましょう。何をしてもらいたいか書いた文面も添えたほうがいいでしょう。
居住者証明発行は無料です。
必要事項の記入
私はダイレクトに手書きしました。(入力したかったのですが、うまくいかなかったんです。)印刷用をプリントアウトします。
No.9210 居住者証明書の請求
1 租税条約等の締結国に租税条約に基づき提出する場合
を使います。
出典 https://www.nta.go.jp/index.htm
ただし、住所欄の記入欄がせまくて、うまくかけず書き直しました。日本語と英語の住所を書きます。
その割に名前は個人なのに欄がやたら広く、バランスが悪いと感じました。名前も英語表記の書き方はググります。
- 電話番号は、携帯の電話番号を普通にそのまま書きました。
- 請求日
- 住所 日本語と英語を書きます。英語の住所の書き方もググると出てきます。日本と逆の書き方をするみたいです。
- 提出先の国名 シンガポールという国名も日本語と英語で書きます。こちらもググれば出てきます。
- 対象期間 空白
- 申述事項 上から三つにチェックします。
- 証明書の請求枚数 1
- 整理番号 空白
記入した用紙を1部コピーして、2部持参、提出しました。
平日午前中、税務署へ
平日午前中、税務署に行きました。私が到着したときは来訪者がそれなりにいましたが、30分もすると少なくなりました。
「最長1時間くらいかかりますが、よろしいですか?」
と尋ねられ、もちろん待つことにしました。文庫本読んだりスマホ見てたらあっという間です。
結果、40分後に名前が呼ばれ書類をいただきました。
このようなことから、まだこのようなアドセンスがらみのシンガポール税務情報提出の事例は、少数派らしいという気がしました。
翌々日、書類を再度アップロード(提出)
翌々日、書類をアップロード(提出)しました。ちなみにネットでググると皆さん、PDFで提出されているようでしたが、私はスマホで撮影して、PNGだかJPEGだったかにPCで変換して画像で提出しました。
『受理されて承認され、有効になりました。』
10日くらい過ぎてもメールが来ないので、アドセンスのアカウントを確認したら赤い警告などすべて消えていました。というわけで承認されたようですが、そのさらに2日後、つまり12日くらい後に承認されたメールが来ました。
というわけで、これで完全にグーグルアドセンスのシンガポール税務情報が、
- シンガポールの税務情報
- グーグルアドセンスの承認ステータス
ともにOKとなりました。
まとめ
※なお、今回紹介した内容はあくまで私の場合であり体験談です。『推測する効率的なアドセンスに「シンガポール税務情報提出」の提出と完全承認完了までの流れ』の記事はあくまで推測です。必要書類に関しても再度ご自身で確認の上、情報提出をお願いします。
- はじめに
- もくじ
- アドセンスから求められ、税務情報を提出しないとどうなるか
- シンガポール税務情報&グーグルステイタス共に承認完了するまでの実体験の流れ
- 「シンガポール税務情報提出」はなぜ必要か
- 推測する効率的なアドセンスに「シンガポール税務情報提出」の提出と完全承認完了までの流れ
- 結論・「居住者証明」を提出する
- 手間を一回で済ませるために
- アドセンスアカウントの表示を確認する
- 居住者証明は税務署で発行してもらう
- 平日午前中、税務署へ
- 翌々日、書類を再度アップロード(提出)
- 『受理されて承認され、有効になりました。』
- まとめ
- さいごに
さいごに
情報が少ないので、戸惑いましたが、とりあえず無事に承認され解決しました。グーグルも初めから「居住者証明というのを税務署からもらって提出してね」と言ってくれればいいのですが、当初そのような文面がなく途方にくれました。
参考になれば幸いです。