はじめに
今回は、お金のありなしに関係なく楽しめる方法を27、紹介します。春の新生活をきっかけにして、人生をゆたかに暮らすヒントになればいいですね。
27の楽しみ
1・水を飲む
水を飲むことは一日の基本です。「なんとなく調子悪いな」というときにはまず、水をコップ一杯飲んでみてください。仕事などにほんろうされて、水を飲むことを忘れることはよくあります。
2・新鮮な朝の空気を吸う
自宅の窓を定期的に開けていますか?窓を開ける習慣がある人、ない人、この場合は室内の空気の流れに違いが出ます。
窓の締め忘れが気になる場合はタイマーを活用しましょう。窓を開けると同時にタイマーをセットしておくのです。
窓を開けると新鮮な空気が入ってきます。時間は早朝がおすすめです。花粉が気になる場合でもこの時間帯は比較的飛散量が少ないからです。
3・その日の雲を見上げる
雲を眺めたことがありますか?雲は形を変え、まったく同じ形をしていることがまるでありません。
そうした様子を目の当たりにすれば、マンネリで同じことの繰り返しだと飽き飽きしていた中にも、実のところそれは自分が気づいていなかっただけです。実際は変化の嵐だと、気が付くことでしょう。
4・雨音に耳を澄ます
雨の通勤や、雨の中で作業が必要な人にとって、雨は難易度が上がります。
水はね、滑ってころぶかもしれないことに払う注意、多くの人にとって雨はゆううつだと思わせるものです。頭ではわかっていても、傘を差し、濡れる不快感を好きな人は多くありません。
一方で雨は必要不可欠なものです。そして雨の苦手意識を持つ人は多いので、この日にわざわざ『不要不急の外出』をする人もまれです。でもだからこそ、小雨程度であれば雨の散歩は静寂に包まれ周囲の光景をひとりじめできます。
完全武装をして、雨の公園散歩の静寂は、何にも勝る空間です。
5・野鳥の声に耳を澄ます
気にしないときにはスズメ、カラス、鳩くらいしか目に入らない野鳥ですが、ひとたび意識を持ち始めると、シジュウカラ、メジロ、ヒヨドリなどの野鳥の存在に気が付くことでしょう。
場所によってはカワセミなどの美しい野鳥を発見することもあります。発見の手掛かりは鳴き声です。
6・炊き立てのご飯を食べる
ご飯が炊きたてであるだけで、おいしくたべられます。
もちろん冷えたご飯やレンジでチンしたご飯ならではの食べ方も存在します。けれども炊き立てのご飯を嫌いな人はいないでしょう。
炭水化物がどうとか、たまにはあまり気にせずただ、炊き立てであるだけのご飯を食べてみる。たったそれだけで喜びを感じます。
7・シンプルな味噌汁を飲む
味噌汁は鍋で調理が必要と考える人は多いでしょう。実はそんなことはありません。味噌汁ほど手軽で簡単でおいしいものはないのです。
お椀にみそと乾燥わかめと、かつお節でも入れて、あとは熱湯を注ぐだけです。たったそれだけでおいしい味噌汁が飲めます。インスタント味噌汁を買う必要はありません。
味噌は鍋で煮ないほうが乳酸菌が生かされます。
8・インスタントコーヒーで手軽に一息つける
家事や仕事が一段落ついたとき、コーヒーを飲む習慣を持つ人は多いでしょう。この時、カフェのようにこだわりの豆やドリップコーヒーをいれる人もいますが、あえてインスタントコーヒーで楽に一息つくのをおすすめします。
インスタントコーヒーはただ、スプーンですくってお湯を注ぐだけ。余分な器具も後片付けも何もいりません。
9・ラジオ体操、スクワットで体を整える
就寝中は、自分が思う以上に血流がとどこおっています。
そこでラジオ体操をしてみると、体の血流が動き出します。ラジオ体操第一だけよりも第二までをできればおすすめします。
冷え性でも、体が暖かくなってきます。上着を一枚脱がなくてはなりません。
10・ルーチン化した掃除で家を清める
イメージは禅寺の朝掃除です。朝掃除で体を適度に動かすとともに、無心で作業可能です。
朝起きて顔を洗い、軽く歯を磨いたら、その流れでトイレを掃除します。
掃除したてのトイレは清々しく、一日気分よくトイレにはいることができます。その流れでウェットシートとワイパーで床を掃除して最後に玄関のたたきを拭いておしまい。
最低ここまでの掃除をルーチンすれば「掃除しなければ」という思考とは無縁でいられます。最低限のルーチン化した掃除は、無心でできて、大切な家を清め、感謝の気持ちもわいてきます。
11・1分の瞑想で心を落ち着かせる
たった1分でいいのです。朝の掃除が終わったら、目をつむって瞑想をしましょう。
コツは吸うよりも息を吐く方に意識を向けるだけ。意識しないと呼吸が浅くなりますが、1分だけ長く吐いてから吸うことにい意識を向けると、落ち着きます。
12・朝散歩で街路樹の変化に目を向ける
なるべく早い時間に散歩をすると、様々な変化に気が付きます。
イヤフォンで何かを聞いたりしないで、歩いてみましょう。音も景色の一部です。何かとマルチタスクになりがちな生活ですから、散歩くらいはシングルタスクで歩きましょう。頭の中の雑多な思考が消えます。
13・散歩しきった達成感を味わう
散歩から帰ると、小さな達成感を得られます。直後は自分が好きなことをすればいいのです。手を洗い、水とインスタントコーヒーと少しのおやつで一息つきましょう。
14・靴をみがく
顔は毎日洗い、下着を取り替えますが靴は想像以上に汚れています。軽くブラシで土埃をはらい、素材が許せば固く絞ったぼろ布で拭きあ上げます。なぜかきれいになった靴を履けば自己肯定感が上がり自信がつきます。
15・下駄箱に敷いた新聞紙を入れ替えてすっきりする
下駄箱の下に敷いている新聞紙を取り換えると、自然に靴全体に目が行きます。靴に湿気はご法度なので、時々入れ替えてサーキュレーターの風を下駄箱内部に届けましょう。
16・不用品を捨てる
不用品が一つもないということはめったにありません。物は不定期に壊れたり寿命を迎えます。定期的に不用品をパトロールして捨てる作業は必要です。感謝しつつ不用品を家から出すと爽快なのはいったいなぜなのでしょうか。
17・静かに緩やかな音楽を流す
静かにゆるやかな音楽を室内に流すと、普段着の空間が途端に特別な空間に変わります。室内の雰囲気を変えるためにインテリア用品を新たに買わなくても、ただ、好みの音楽を流せば、それだけで物に頼らず雰囲気を変えることができます。
18・ブログを書く
ブログを書くメリットは様々あります。単純に混とんとした自分の思考を言葉に置き換える行為は、頭の整理になります。ブログは公開、非公開どちらも可能です。
ただ、非公開だからとしても、また匿名だから身バレしないにしても、誰かに読まれて困るようなことは書かないほうがいいでしょう。
言葉は生き物なので、よくない表現を多用すると、結局それは自分に跳ね返ってくるからです。
19・ユーチューブの編集をする
最近はブログというテキストメインの表現のほかユーチューブなどの動画が人気です。ブログは読むというある種の労力と想像が必要ですが、動画は映像と音声がある分、取り入れる側の労力は少ないからです。
けれどもそれを仕上げる労力は、一般にブログよりも動画のほうが大変な傾向にあります。とはいえ、どちらをメインするにしても動画の撮影と編集は最低限出来るようにしておいたほうがいいでしょう。理由は表現と記録の幅が増えるからです。
20・キンドル本の原稿を書く
ブログより難易度は高い傾向がありますが、今は出版も簡単です。無料でアマゾンという巨大な場所に本を並べることができます。
ブログや動画と比較して、まだ参入のハードルが高いのかそれほど使用者は多くありません。ただ、ベースでになるブログや動画で一定の認知度がある場合は、キンドルも認知されやすくなります。
テキストを書くことで表現をしたい方はブログのほかキンドル本を製作してみましょう。
21・読書をする
本を買う費用は掛かりますが、図書館や中古本、アマゾンプライムリーディング、キンドルアンリミテッド、アマゾンキンドル古典ゼロ円本、青空文庫など、本を低コストで読む方法はいくらでもあります。
本自体は基本的に物ですが、ひとたび読書に世界に入れば、そこはもう時空の制限を受けない世界です。時代、場所、年齢といった様々な制限を超えて著者と会話ができるのです。
22・季節の果物を食べる
世の中においしい食べ物はたくさんありますが、果物はどうしてこんなに美しいのでしょう。
食べごろになった果物は本当に美しい。イチゴの生命力あふれる赤。柑橘類のきらめく黄色。半分にカットしたキウイの不思議な断面。バナナは一見無個性に見えて、よく見るとその種類によって表面の繊細な模様が全然違う。何より果物を食べるとさび付いたからだが生き返る気がします。
昔から病人へのお見舞いに果物が定番なのは、そうした果物が持つ生命力を知っていたからなのかもしれません。
23・ドラマ、映画を見る
時にドラマは一定の固定観念を植え付けられることがあります。とはいえ、現実には不可能な世界だからこその楽しみがあります。
9割が虚構だと知りつつも1割くらいは自分が知らない価値観や世界を気軽に垣間見る材料になることがあります。たとえば知らない時代や国の歴史や人物を分厚い書物で読んでも全く頭に入りませんが、映画やドラマならザックリでも把握することができます。
そうしたことがきっかけで、次の段階では興味を持った時代や人物の本を入念に読んでもいい。楽しみ方は無限にあります。そして現代はドラマや映画を見るコストが、限りなく低くなっています。
24・ユーチューブ動画を見る
ユーチューブは若者や子供のものという概念は消えました。
最近何か知りたいことがあったときネットでキーワード検索しても、上位に現れるのは、お金をかけてSEO対策された大企業のものばかりです。
けれどもユーチューブ動画であればまだまだ個人が作成した動画がヒットします。もちろんこちらも実績がある人のチャンネルが多いのですが、それでもネットのキーワード検索よりは自分が知りたい情報にアクセスできる確率が高いと感じます。
25・エアロビクスをする
天気が悪い日にウォーキングに行けないときや、PC作業の合間にユーチューブ動画でお気に入りの先生の動画を参考に初心者向けのエアロビクスをします。
知らず体が固まるので、非常に効率的です。エアロビクスといっても、肩回り背中回りなど凝りがちな個所をほぐす運動も含まれていてとても良い感じです。
エアロビクスは有酸素運動なので、ダイエットや筋トレにならないといわれますが、私が参考にしている先生の動画は、適度に軽めのスクワットなども組み込まれているので、バランスが取れている感じです。何より体を動かすと血流がよくなり、気分も良くなります。
26・その他筋トレをする
ウォーキングなどの有酸素運動だけでは筋力維持ができません。そこで軽めですがスクワットなどの筋トレは欠かせません。
やっている間はきついですが、日課にすることで筋力低下を防ぎます。運動で体が整うと内面もアップして気持ちが明るくなります。
体と心は連動していると強く感じます。
最近はユーチューブのような無料で参考にできるものがあるので、自分に合うものを探しつつ実践するとよいですね。
27・お金の計算をする
自分の家庭の家計を整理することは、ちょっと面倒な反面、意外と段々面白くなってきます。もちろん収支の良しあしとは無関係です。お金の情報が整理されていると、頭もすっきりします。
現代はお金と無縁ではいられません。そこで自分のお金の現状を整理して計算して記録して見える化することをおすすめします。
お金を見える化して計画を立て、早めに対策をとればお金の不安が減ります。お金の不安を抱く人は多いですが、それは現状の把握をしていないからです。現実を知れば不安もなくなります。
まとめ
気になる項目はもう一度読めます。
- はじめに
- 27の楽しみ
- 1・水を飲む
- 2・新鮮な朝の空気を吸う
- 3・その日の雲を見上げる
- 4・雨音に耳を澄ます
- 5・野鳥の声に耳を澄ます
- 6・炊き立てのご飯を食べる
- 7・シンプルな味噌汁を飲む
- 8・インスタントコーヒーで手軽に一息つける
- 9・ラジオ体操、スクワットで体を整える
- 10・ルーチン化した掃除で家を清める
- 11・1分の瞑想で心を落ち着かせる
- 12・朝散歩で街路樹の変化に目を向ける
- 13・散歩しきった達成感を味わう
- 14・靴をみがく
- 15・下駄箱に敷いた新聞紙を入れ替えてすっきりする
- 16・不用品を捨てる
- 17・静かに緩やかな音楽を流す
- 18・ブログを書く
- 19・ユーチューブの編集をする
- 20・キンドル本の原稿を書く
- 21・読書をする
- 22・季節の果物を食べる
- 23・ドラマ、映画を見る
- 24・ユーチューブ動画を見る
- 25・エアロビクスをする
- 26・その他筋トレをする
- 27・お金の計算をする
- まとめ
- さいごに
さいごに
今回は「お金がかからない楽しみ」を紹介しました。どれもささやかなことですが、気になるもんがありましたら、ぜひ実行してみてください。参考になれば幸いです。