はじめに
2024年序盤のGWは、初日に日帰り帰省をしたのみです。今回のGWは、近くで休日を過ごす人が増えているそうです。理由は物価高などによるものだそうです。確かに先日の東京駅は、思ったより空いている気がしました。
お出かけも楽しいですが、近所でのんびりまったり心と体を休めることも必要ですね。今回は、筆者の「家近(イエチカ)散歩」事例を紹介します。
家近でも遠ざかっていた場所はある
家近でも、たまたま遠ざかっていた場所があります。その一つが6年前に10年住んでいたエリアです。
それは現在住んでいるエリアから、徒歩で15~30分離れたところです。このエリア、手前まではよく散歩で訪れますが、奥の方はめったに行かなくなっていました。最後に訪れたのは1年前くらいです。
そのエリアには広大な公園があります。早朝や休日は、多くの人がジョギングや散歩を楽しんでいます。
訪れた日は半端な時間帯のせいか、人はまばらです。遠くから赤紫の花が目に入りました。
生薬にもなるシラン(紫蘭)
赤紫の小さな蘭の花は、遠くからでもすぐにわかります。調べてみるとこの花は生薬に使われているそうです。
- シラン(紫蘭)
- ラン科シラン属の宿根草。地生ランで、日向の草原などに自生
生薬のビャッキュウ(白及)という薬になるようです。おそらく根を使うのでしょうね。
ビャッキュウは世界最古の薬物書、「神農本草経」に記載があるそうです。
現代読みにすると、
「化膿性の腫れ物、難治性の皮膚病変、知覚障害、胃の不快感、風邪をひきおこすウイルス・細菌、胸腹部の疼痛、脳血管性障害後遺症、麻痺を治す」
とあるそう。この最後の記載を読んで目が釘付けになりました。
「脳血管性障害後遺症、麻痺を治す」
筆者は7年位前から脳血管性障害後遺症の麻痺に遭ってきたからです。私だけではなく、世の中には多数同じような人はいるでしょう。
現代は西洋医学で治療を受けるのが一般的です。その範囲での一般的には、「ある程度の初期の段階で麻痺はリハビリなどで軽減することはあるが、以降は平行線をたどり、基本的に完治することはない」とされる見解が主流です。
もちろん、むやみにたまたま見かけた記載を実践するようなことはしませんし、西洋医学をやみくもに否定したり、現在の治療法や見解を安易に変えることをするつもりはありません。
ただ、「脳血管性障害後遺症、麻痺を治す」という記述も世の中には存在することを知りました。なにごとも「絶対」はないんですね。
ただ、こういう記述を偶然目にしたことを、頭の片隅に置いておきたいとは思うのです。医学もほかの技術も、変化するからです。
この記述を目にしたのは、ブログに書く段階でしたので、これもまた、何かの縁かもしれません。
こういう本はあるようですが、1万1千円です。中身を見ない1万越えですが気になります。とりあえず考え中。
リナリア
可憐なリナリアという花は、姫金魚草とも呼ぶようです。可憐なようでもありワイルドなようでもあります。
シャリンバイ(車輪梅)
遠目では全く目立たず、花が咲いていることにも気づかず通り過ぎてもおかしくありません。低い常緑の厚みがある葉の合間に小さな梅が咲いています。
バラ科シャリンバイ属の常緑低木だそうです。
漢字で書くと「車輪梅」の名前で、
- 枝・・分岐する様が、「車輪のスポーク」と似ている
- 花・・花が梅に似ている
・・に由来するそうです。
スポークとは
そのほか、奄美大島の大島紬では、シャリンバイの木から煮出した液を染料に使用するそうです。
花の名前を知るだけでも、視野が広がっていく
散歩に出かけたとき、花の名前を知るだけでも視野が広がります。思わぬ発見がありますね。もちろん花は咲いているだけで美しく、いやしを与えてくれます。
シランの思わぬ効能を知ったり、シャリンバイの名前の奥深さを知りました。リナリアはキンギョソウの仲間と知り、どんな花もじっくり観察して研究している人がいることを垣間見ました。
花の名前一つにしても、どこかの誰かが考えに考え抜いたものがつけられている。今回、ネーミングのヒットはシャリンバイ(車輪梅)です。意識しなければ梅の花のようだとは気が付きません。
この小さい花を見て梅のようだと気づいた人は、その瞬間きっと心の中で小躍りしたに違いありません。
ドトールで休み
ドトールが好きです。チェーン系カフェはいろいろありますが、結局ドトールが落ち着きます。
特別おしゃれということはなく、老若男女気軽に入れる雰囲気が等身大で好きです。
まとめ
さいごに
今回は、家の近所で見つけた花をざっくり調べて気づいたことや、ドトールに立ち寄った様子を紹介しました。
連休でもマイペースで日常の延長を楽しんでいきたいです。
参考になればうれしいです。