はじめに
「毎日がつまらない」
と思っていませんか?
楽しいことは、自分で強引に作り出さなければ向こうからはやってきせん。
特に、子育てが終わったくらいの50代以降になる女性は「なおさら」です。
考えていた老後と現実とのギャップ
中高年になり子育てが一段落すると、今度は
老い、親の介護など、お金の不安、不健康
などがどっと押し寄せます。
こんな時、周囲の生き生きしている人を見て悲嘆にくれることはありませんか?
旅行やアウトドア、スポーツ、趣味に生き生きしている人を見て、
「あの人は恵まれているから。」
と、自分のできない理由を探して納得してしまったり。
50代の楽しみは自分で作り出す
結論を言うと、楽しいことは向こうからやってきません。
強引にでも自分で作らないと何も生まれません。
同時に楽しいことというのは、受け身の楽しみではなく、ある種若干の負荷があると達成感があります。
50代におすすめは歩くこと
50代におすすめの楽しみは歩くことです。
ランナーズハイという言葉がありますが、同じようにウォーカーズハイもあります。
中高年になって登山を始める人がいます。
これも歩く楽しみの一部ですが、筆者は主に40代に実践していたハイキングを、50代になってタウン歩きに切り替えました。
タウンであれば、遭難の危険がないし、クマも基本出ません。
体調に合わせていつでもやめることができます。
ハイキングをしていたころは、歩きの達成感は山でないと実現できないと思っていました。
けれども病をきっかけに、タウン歩きに変えたところ、タウンでも十分楽しめるし、必要に応じて負荷もかけられるとわかりました。
歩くと健康アップとストレス解消になる
歩くと多大なストレス解消になります。
もちろん、終了するとまた元の気分になることはあります。
けれども強引に歩きを繰り返すうちに、軽減されることがあります。
筆者は病直後、極端に体力が落ちていました。
連続して300mくらいしか歩けない時期が続きました。
それが何年も続きました。
けれども2023年に多大なストレスをきっかけに、強引にタウン歩きをしたところ、座るに座れない区間を歩くうちに、結果として数㎞を続けて歩けるようになりました。
「時間ができたらやってみたい」の本音は「やりたくない」
筆者はユーチューブで様々な旅動画などを見ます。
同時にコメントも読みます。
それで気づくのは、判を押したように必ず同じようなコメントがあることです。
例えばそのひとつが
「時間ができたら、私もやってみたい」
というものです。
これは
『あなたは時間があるからできる。私も時間さえあれば、このくらいのことはできる。』
というようにも見えます。
動画を見て「行った気分になれました。」とは
動画を見て
「行った気分になれました。」
もよくあるコメントです。
結論を言うと、動画を見ても実際に行くこととは天と地の差があります。
動画を見て、本当に行った気になれるのでしょうか。
もちろん、病気などの療養中とか、体力の限界を超えた場所の場合は動画視聴で折り合いをつけることもあるでしょう。
情報源としての意味ももちろんあります。
または単に面白かったけれど、何か気が利いたことを書きたい。
そんなときにとりあえず動画の投稿主さんに、お礼と感謝の気持ちを、どこかで覚えた定番フレーズで返す意図があるでしょう。
ただ、動画を見ても自分が実際に行動したばあい
ただ、かなりの確率で
「大変な思いをして旅行なんてしなくても、動画を見れば行ったも同然。
お金もかからないし。」
ということもあるでしょう。
体力がないからどこにもいけない?
中高年になると、体力は個人の差が大きくなります。
病気をすることもあるので、行動範囲も何もしないと狭くなります。
旅行や外出に行動的な人も、実はその前は面倒くさく思っているし、むしろ行きたくないとさえ思っています。
ではなぜ、旅や外出に出かけるのでしょうか。
それは出かけることで、体を動かす習慣ができるからです。
同時に新たな刺激と視野を開拓できるからです。
理屈から言えば、運動は自宅でもできます。
近所を歩いてもいい。
それならお金もかからず、突発的な想定外も起きません。
けれども自宅や近所の運動のデメリットは、マンネリと変化のなさです。
そこで電車で数駅でも出かけることで、自宅周辺より必然的に多く体を動かします。
また、様々な人がいるので緊張感があります。
さらに遠くになるほど、負荷が高くなります。
その繰り返しが、体力維持になります。
また、いわるボケ予防になります。
電車の乗り換え、ホームの移動、改札の出入り、すべて習慣にすることで動作の機敏性も維持します。
体力がなくて出かけられない場合は、無理のない範囲で少しずつ負荷を上げていきえばいいのです。
人と比べず、自分ができる範囲でいいのです。
介護があるからできない?
介護は非常にデリケートな問題です。
他人の筆者があれこれ言う資格はありません。
中には一時も家を空けられないという場合もあるでしょう。
そのような場合はやむをえません。
ただ、介護施設の一時預かりのようなシステムを利用することで、自分の時間を作れる場合はあるようです。
このようなサービスを積極的に利用して、自分の時間を作りリフレッシュしてはいかがでしょうか。
お金がないから、出かけられないし何もできない?
確かに外出はある程度のお金がかかります。
また、何かをするにもわずかですが、お金は多少かかります。
一方で、お金はある程度貯めたけれど、貯めることが楽しいという人もいます。
お金はある程度貯める必要がありますが、貯め込みすぎると場合によっては国に徴収されて終わることがあります。
子供がたくさんいる場合は、ある程度非課税枠が増えますが、子供がいない、一人っ子などの場合は非課税枠も少ないので、注意が必要です。
旅行とか外出を特別なことに位置付けずに、もっと気楽に短時間や短期で楽しむことも考えましょう。
今どきは弾丸旅行などと言うこともあります。
筆者はこの式で言うと、圧倒的にいわゆる弾丸的外出が多いです。
弾丸は旅費に対してコスパが悪いと思うかもしれません。
ですが体力がない中高年は、弾丸でも行かないよりはずっといいのです。
改めて計画を立てて「旅行」もいいですが、朝、時間ができたから思い付きでちょっとでかけてみる。
このくらい外出を日常に取り組めばいいのです。
出かける前はいつも緊張している
筆者は今でも出かける前は緊張します。
「むしろ出かけないほうがいいのではないか?」
といつも思います。
常に緊張しながら出かけているので、途中、飲食の必要があっても結局あまり食べられません。
無理に食べ過ぎたり、消化が悪いものを食べるとおなかの不調になるので、いつも整腸剤を持参しています。
それでも出かけている間は、小さな感動や発見があります。
過去を振り返って
「行かなければ良かった。」
と思う場所はひとつもありません。
いまいちな出来事や失敗でさえ、直後はちょっと引きずりますが、時間がたつと自分の中では笑い話になります。
失敗も含めて、楽しみは自分で作るからこそ生まれるものだと思いました。
まとめ
- はじめに
- 考えていた老後と現実とのギャップ
- 50代の楽しみは自分で作り出す
- 50代におすすめは歩くこと
- 歩くと健康アップとストレス解消になる
- 「時間ができたらやってみたい」の本音は「やりたくない」
- 動画を見て「行った気分になれました。」とは
- 体力がないからどこにもいけない?
- 介護があるからできない?
- お金がないから、出かけられないし何もできない?
- 出かける前はいつも緊張している
- まとめ
- さいごに
さいごに
今回は
50代女性。「毎日がつまらない?」。ワクワクは向こうからやってこない。楽しみは自分で強引にでも作り出す。
という話をしました。
最後まで読んでくださり、ありがとう。
また遊びに来てね。