簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

車を持たないとお金が貯まるスピードが早くなります。「ないと不安」程度なら思い切って手放そう。



当ブログ「簡単に暮らせ」の訪問者になっていただき、ありがとうございます。

こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はファイナンシャルプランナーです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

車を持たないと、お金が貯まるスピードが速くなります。

お金を貯めたいのなら、車を手放すことが手っ取り早い対策になります。

「ないと不安」

という、あいまいな気持ちで所有しているならば、思い切って手放すことを検討しましょう。

もちろん、

  • 車好きな方
  • 高齢者、乳幼児、病人がいる方
  • 地方暮らしのかた
  • その他理由がある方

に無理にすすめる意図はありません。

100%の満足を目指さなければいい

車を持たないということに、不安を感じる人は多いでしょう。

けれども利用頻度が週末の買い物のみ・・程度ならば手放す余地は大いにあります。

第一に車を持っていると無駄な買い物をしやすくなるんです。

理由は車で簡単に大型ショッピングセンターに行き、暇つぶしに買い物をして、適当なものを買い込んでしまうからです。

生活に100%の満足を求めないと気が済みませんか?それではいつまでたってもお金は貯まりません。

車を持たないメリットデメリット

まず、車を持たないメリット、デメリットを挙げてみましょう。

車を持たないメリット

  • お金がかからない(車両本体費、維持費など)
  • 事故の加害者になるリスクがない
  • 車のメンテナンスや手入れにかかる時間と手間がない
  • 車所有による思考のキャパがない
  • 環境に良い
  • 買い物のし過ぎを防ぐ
  • 安易な外出を防ぐ
  • 時間管理をするようになる
  • レンタカー、カーシェア、タクシーなど代替え法がある
  • 駐車場の心配がいらない
  • 時間効率がアップする
  • 運転手に移動の労力の比重がかからない

車を持たないデメリット

  • 乳幼児、高齢者、病人の移動がしにくい
  • 交通の公共機関がない移動がしにくい
  • 気軽な外出、買い物がしにくい
  • 車がないと貧乏だと思う人が一定数いる

「車を持たないデメリット」の代替え策

「車を持たないデメリット」の代替え策は以下の通りです

  • 乳幼児、高齢者、病人、地方での移動がしにくい→冒頭で言った通り、この場合は無理しないでください。
  • 交通の公共機関がない移動がしにくい
    気軽な外出、買い物がしにくい

この項目はまとめます。移動の目的ですが、主に買い物と病院です。買い物は現代では通販があります。実際筆者は買い物の8~9割がネットスーパーと通販です。

病院は筆者の場合、近隣に大きな病院から個人病院まで多いところに暮らしています。ほとんどの科の個人医院がありすべて徒歩圏内です。

けれども、健康でほとんど通院の必要がない方はあまり気にする必要はないわけです。

  • 車がないと貧乏だと思う人が一定数いる

この件は主に地方にみられることがあります。高齢者だけではなく現役世代でもそう考える人はいます。「どう思われるか」を気にするかしないかは、その人次第です。

 都会ではそもそも、集合住宅の場合、車を持っているかどうかはわかりません。戸建てに住むとわかりますので、気にする方は集合住宅に住んだほうが気がねがありません。

たまに車が必要なときは、タクシー、レンタカー、カーシェアを利用します。筆者宅では夫がゴルフに行くときはカーシェアを利用しています。

夫は自分で車の手入れなどを一切しない人だったので、自分で車を持つより断然楽です。(以前は筆者が洗車、掃除、手入れなどしていました)

費用面でも断然、低コストです。

車を持つだけでかかる多額のお金

車を持つだけで多額のお金がかかります。

車両本体価格そのものに加え、高騰するガソリン代がかかります。

駐車場代や洗車代、車検、税金、保険、修理代。タイヤ交換、タイヤ購入代などとお金を垂れ流しながら走るようなものです。

車を持つと車両本体価格の平均は170万円です。

車は平均7年乗ります。

  • 車両本体1年あたり 24万円
  • 車の維持費1年あたり 50万

           計 74万

あくまで平均的な目安ですが、1年74万円以上のお金がかかります。

の費用がかかります。車両本体価格がこれより高い場合や、駐車場代が高い場合、頻度は多い場合はもっとかかります。

最近はガソリン代が高いので、維持費はこれ以上でしょう。車両本体価格も値上がりしているでしょうし、300万円前後の車を買う人も多いでしょう。

その場合の車にかかるお金は年100万円越えはざらにあります。

事故を起こす可能性と精神的負担

それだけではありません。事故を起こすリスクがあります。大きな事故ではなくても、車をかすってしまったり、ぶつけられたとなると時間のロスと精神的に苦痛を味わいます。

洗車のタイミングを図るなども必要で、車は常に思考も持っていかれます。

外出先では常に駐車場のことを考えないといけません。その時間と思考の消費も必要です。

車を持たないと時間効率が良くなる

車がないと電車の時間など時間ロスがあると思うかもしれません。実際は反対です。車を持つと駐車場を探すことが必要で、行きたい場所と離れていれば移動時間が必要です。

公共の交通機関を使えば目的地にダイレクトに行けるのでかえって時間ロスがなくなります。

また、事前の下調べが習慣になるので帰って時間のロスが減ります。

車にかけたお金を貯蓄や投資に回す

車にかけるお金を貯蓄や投資に回せば、将来必要なお金が貯まるスピードが早くなります。

車を持つことで得られた利便性とは、たいていの場合が買い物です。車本体と多額の維持費にお金を投じた上に無駄な買い物が増えるのでますますお金は浪費に向かいます。

ところが車を持たないだけで、時間を有効に使うようになり、必要なものを必要な時に買うスタイルになります。

結果としてお金がたまるスピードが早くなります。

趣味や学習に「投資」するもあり

そのほか、貯蓄や投資などだけではなく、趣味や学習などにお金を回すことも考えられます。

車にかかる支出は基本的に消費的なものですが、自分の生き方を充実させることにお金を使えばより幸福度が上がる可能性があります。

車にかかるお金は大きいので、ちまちました節約とは話にならない目に見える効果があります。

もっと歩こう

車を持たずに近距離ならばもっと歩きましょう。電車やバスは必然的に歩きます。現代人は運動不足なので、車を使わないことで運動不足解消になります。

歩く楽しさを覚えると暇や愚痴、不満とは無縁になります。

まとめ

さいごに

今回は「車を持たないとお金が貯まるスピードが早くなります。「ないと不安」程度なら思い切って手放そう。」という話をしました。

今回はざっくりした話になりますが、参考になればうれしいです。