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はじめに
今回は、人気のリラコについて。
「ユニクロリラコを外出着として着られるのか?それとも部屋着までなのか?」
迷えるあなたにお答えします。
リラコって何の略?
初めに商品名の「リラコ」についてですが何の略なのでしょうか。諸説ありますが
リラックスのリラ+ステテコのコ=リラコ
ということのようです。
つまりは外出用の服ではなく、基本的にルームウェアの位置づけと考えられます。またベースがステテコですから、あくまで家着と考えたほうがよさそうです。
リラコは発売10周年
(先日購入した今シーズンもののリラコ)
リラコの登場は2013年だとされています。その前年にメンズのステテコが好評で、翌年女性用のステテコとして「リラコ」が登場しています。
ただしその後、シルエット、レングス、などはその年によって変化しています。
リラコ発売当初は外出着としても許容範囲だった
リラコ発売当初は、外出着としても許容範囲だった空気がありました。それは第一にフルレングスのストレート型のシルエットであったことが理由の一つだと思われます。
また、そのころは出始めであったため、目新しさもあって
「新しい」→「最先端」
であることから、トレンドを先駆けているイメージが外出着としても着られるかのような空気もあったように記憶しています。
けれども実際に、街でリラコを着てる人を見かけると違和感があり驚いた記憶があります。
同時に発売から2~3年くらいは割と外でリラコを着ている人を見たのですが、徐々に見かけなくなりました。
もしかしたら私が気付かないだけで、無地のリラコなどを着ている人がいたかどうか定かではありません。ただ、実質部屋着という位置づけは確定したように思います。
それでも真夏の早朝ウォーキングに履いていったことがある
それでも4,5年前の猛暑の夏、早朝に無地ブラックのリラコ(ハーフ丈)をこっそり履いていったことが数回あります。
ただ、無地だから平気かといえば厳密にいうと屋外では履かないほうが無難です。その理由を次からお話しします。
光の加減でブラック無地でも実は透ける
「柄物はともかく、ブラック(ネイビー)無地なら透けないし、リラコとわからないからいいのでは?」
と思うかもしれません。いえいえ、それ本人が気付かないだけで、あることに周りの人は気付いてしまうことがあるんです。ユニバレということではなくて。
実は私、例えば駅のホームで若い女性がブラック無地のリラコを履いていたのですが、光の向き加減で、足の形下着のパンツの形がもろわかりで青ざめました。
下着の色まではわかりませんが、これはかなり恥ずかしいですよね。自転車に乗った、通りすがりの女性がそういう状況だったこともあります。
いずれも瞬時に、私の前から消えてしまった(移動した)ので教えることもままならず、注意が必要です。
どうしてもリラコを屋外で着るなら、この方法で
どうしても屋外で履くなら以下の方法があります。
ペチパンツを履く
リラコの下にぺチパンツを履くことで透けることを予防できます。
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ただ、この場合はせっかく涼しさが売りのリラコですが、若干暑くなることは覚悟しなくてはなりません。
丈が長いトップスを着る
お尻が隠れるくらいの丈の長いトップスを着れば、気になるお尻周りの透けを気にしないで済みます。
ただし、リラコのシルエットとトップスのデザイン的バランスで合うものがあるかどうかが注意点です。
もっとも最近は、ロング丈のワンピースにフルレングスのワイドパンツを合わせるような、数年前はあり得ないコーデも「アリ」の時代です。
だからセンスに自信があれば、何か良いコーデを工夫して着られる可能性はあります。けれども難易度は高めです。
海、山、川などレジャーで着る
海、山、川などのレジャーで着るなら、不思議に透けを気にしない場面がありそうです。例えば水着の上に着る。
キャンプで予備の着替えに使う、などです。
夜、近所のコンビニに行く程度
夜、近所のコンビニに行く程度ならありかもしれません。夜なら光が差さないので光の加減でシルエットがまるわかりということがほぼ、ないからです。
ただ、いずれにしてもコンビニとはいえ屋外であることに変わりありません。近所ということは近所の人と顔を合わせる可能性があります。
だからこそ実は近所のコンビニというのは、服装に要注意な場所です。それを踏まえたうえで覚悟して履きましょう。
帰省時に実家でのくつろぎに着るのは注意
一見、実家ならありという見方があります。ただ注意が必要なのは、身内とはいえ自宅内だとお互いの距離が近いことです。
それで実の父、義理の父、夫の兄弟、その子供、近所の人など会うとき、リラコを履いて本人が気づかないところで、微妙に透けているというのは絶対避けたいと私は思います。
帰省は想定外の人が訪問してくることがあります。だから実家だからと気を抜かないで、注意はしたほうがいいかもしれません。
リラコはパジャマと思えばまちがいない
リラコというあいまいなネーミングに惑わされず、パジャマと思って利用すればまちがいありません。
確かに見た目は普通の服に見えますが、生地の薄さ、意外なところで透けるなどの問題があるのです。
無理に屋外で履こうとして恥ずかしい思いをするのは結局自分です。リラコ自体は良い製品ですが、使い方には注意したいです。
さいごに
今回はユニクロリラコを外出でも着られるかどうかについてお話ししました。
結論を言えば、一見外に履いていけそうに見えますが基本は「ステテコ」なので、自宅のくつろぎであり、パジャマと考えたほうが良いでしょう。
それでも値段の安さと涼しさ、一見、外に履いていけそうなデザインなのでかえって迷ってしまいますよね。
外にはいていく場合の対処方法を紹介しましたが、結論は無理があるので、普通の服を着たほうが良いでしょう。
今回の話が参考になればうれしいです。