簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

2024年問題でトイレットペーパー等が4月から10%以上値上げ!の対策



こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はFPです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

相次ぐ値上げラッシュに続き、トイレットペーパーやティッシュが2024年問題を受けて、2024年4月から値上げされます。

トイレットペーパー類は生活必需品です。そのための対策を取りました。

2024年4月にトイレットペーパー、ティッシュが値上げされる理由

2024年4月から、トイレットペーパー、ティッシュが値上げされます。理由は

  • 世界情勢の変動、円安、による原燃料コストが高止まりしていること
  • 「2024年問題」

・・によるものです。

2024年問題が4月から動き出す

なぜ、2024年問題でドライバーが不足するかというと、根本的な話としては「働く人を守るための措置」なのです。

働く方が、無理のない働き方を選べる社会を実現するために、2018年6月29日に「働き方改革関連法」が成立、2018年7月6日に公布されています。

そして2024年4月から、トラックドライバーの時間外労働に上限規制と改正改善基準告示が実行されます。具体的には、年間の残業上限が、960時間に規制されます。

これにより、ドライバーは過酷な労働を強いられることを予防できるはずですが、輸送能力不足が予想されます。この状態を「物流の2024年問題」と言います。

ドライバーの労働時間に規制があるため、物流業界は新たにドライバーを確保する必要があります。そのコストが上乗せされますから、それが物の値段に反映されるわけです。

王子ネピアは、2024月4月22日出荷分から値上げ

王子ネピアは、トイレットペーパーやティッシュなどを、2024年4月22日出荷分から、10%以上値上げします。値上げは予想していても、いきなり10%以上の値上げとなれば、うかうかしていられません。

ふるさと納税返礼品で値上げ対策

そこで筆者は、以前からペーパー類を、ふるさと納税返礼品でもらい、節約していました。ふるさと納税返礼品は、実質無料ですが、その寄付金額は値上げを反映して、どんどん上がっています。

例えば、トイレットペーパーは数年前から同じ自治体の寄付をして返礼品として受け取っていました。けれどもその寄付金額は、以下のように値上げを反映して上がっています。

前回まで寄付していた自治体の寄付金額の推移

最近値上げが続いています。参考までに、前回まで寄付していた自治体のこれまでの寄付金額の推移を紹介します。

時に、全く同じ返礼品を扱う自治体が複数見つかることがあります。私は最初にこのトイレットペーパーを返礼品に選んでから、比較することなくずっと同じ自治体に寄付していました。

ところが最近、再び値上げされたため、ふと思いついて別の自治体の取り扱いを調べてみたのです。すると申し込み時点では2千円低い寄付金額で全く同じ品と個数が返礼品として扱う自治体がありました。それが今回届いた、岐阜県可児市でした。

以下の記録は、前回まで寄付をしていた別のとある自治体の寄付金額の推移です。このように市場の値上げ価格が反映されていることがわかります。

  1. 2021年10月 1万5千円
  2. 2022年4月 1万5千円
  3. 2022年11月 1万5千円
  4. 2023年5月 1万6千円
  5. 2023年10月 1万9千円
  6. 2024年3月 1万9千円→(※別の自治体〈岐阜県可児市〉に寄付先を変更・・1万7千円)
  7. 2024年4月 2万円 現在寄付金額(これは参考までの価格の表示のみ、寄付はしていません)

2022年の11月までは1万5千円でしたが、以後値上げが反映されて寄付金額が上昇しています。

ふるさと納税返礼品の還元率の目安

ふるさと納税の返礼品の還元率は「仕入れ値の3割以下」と定められています。実際の還元率は、市場価格で寄付金額の1~2割の自治体が多いと感じます。市場価格の3割以上あるケースはあまり我が家に限ってないと感じます。

いつも返礼品に選んでいるエリエールの2倍巻きトイレットペーパーシングルですが、こちらの市場価格は、記事執筆現在アマゾンと楽天24の場合以下の通りです。

2024年4月22日発送分から10%以上値上げが見込まれますので、さらに価格はあがることでしょう。

アマゾンの市場価格

アマゾンの3パック価格は、25%オフクーポンがついていますので1パックあたり1,147円です。

楽天24の市場価格

楽天24はどうでしょうか。記事執筆時点で、6パックで6520円、300円のクーポンがあり6220円なので1パックあたり1,036円です。


 

西友ネットスーパーの市場価格

西友ネットスーパーはどうでしょうか。

こちらは1パック税込み808円です。一番安いですね。

ふるさと納税の還元率

アマゾンが1パック1,147円、楽天が1パック1,036円、西友ネットスーパーが808円なので、平均は997円、市場価格は1パックあたりおよそ1,000円としてみます。 (ペーパー類はオンラインショッピングより、実店舗のほうがだいたい割安なので)

今回、我が家で受け取ったふるさと納税返礼品のトイレットペーパーの寄付金額は1万7千円でした。返礼品は6パックですので市場価格はおよそ6千円と仮定します。

この場合の還元率は35.2%となります。この還元率は市場価格からみた数字なので、3割を超えていることは問題ありません。自治体は仕入れ値の3割以下という規定だからです。

それでも市場価格で見た還元率としても3割超えは、かなり良いコスパです。実際は返礼品は丸々設けなのでそれ以上のお得感があります。

値上げ前のまとめ買いは限界がある

値上げ前のまとめ買いは、ふるさと納税のタイミングを少し早める程度が限界です。それ以上の物を保管するスペースはありません。

以後は、何とか工夫をして対策を取らなくてはなりません。たとえばペーパー類の消費の仕方を見直すなどです。

トイレットペーパーはある程度限界がありますが、ティッシュの使い方は工夫できます。


 

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まとめ

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さいごに

今回は2024年問題を受けてペーパー類がさらに値上げされる話題とふるさと納税返礼品を活用して節約する方法を紹介しました。

参考になれば、うれしいです。