はじめに
「今年こそ貯金したい」
そう決心しているあなたに伝えたい、今回は「貯金できる習慣」についてのお話です。
お金がたまる秘訣1.貯金は順番が大事
お金の順番
貯金をするために一番大事なこと、それは順番です。
- お金を使う→余ったら貯金
- 貯金をする→残りで生活する
この2つのパターンは、似ているようで結果は雲泥の差があります。どちらがお金を貯められるか。正解は
「2」
です。
天引きの定期積金を開始する
給与振込口座で、自動引き落としの定期積金を開始します。この設定により貯金優先の順番を遂行できます。給与振込口座の自動天引きなので有無を言わさず貯金されていきます。
もし、4月に昇給したら昇給分を上乗せ変更しましょう。
貯金をはじめに優先して、残りのお金で生活する、これがお金がたまる秘訣です。
NISAなどの投資は十分な貯蓄をしてから開始する
ちなみに新NISAなどの投資関連に関しては、十分な貯蓄を用意したうえで開始しましょう。決して貯金ゼロの状態ではじめてはいけません。
それよりも大事なのは、貯金ゼロかそれに近い状態であればまず、ベースになる円預金の普通の貯蓄の開始です。
これについては別の機会に紹介します。
お金がたまる秘訣2・ネットバンキング、ネットバンクを使う
銀行預金口座を実店舗の口座だけではなくネットバンキング、ネットバンクを併用しましょう。ネットバンキング、ネットバンクを使えば銀行の営業時間を気にせずに振り込み、残高照会などができます。
振込手数料もゼロ円~安い手数料で利用できます。何より窓口での待ち時間が不要です。
一回あたりはわずかな金額差と時間ですが一年たてば相当な金額と時間の差になります。こうした小さな差に敏感になることがお金が貯まる体質になる秘訣の一つです。
お金がたまる秘訣3・保険をかけすぎない
これらにどのくらいのお金を投じるかの考えは人それぞれですが、保険は自動車保険や一時的な掛け捨て少額を除けば、原則現代は多大な比重をかけるのはおすすめしません。
保険は一度加入すると、解約が怖くてできなくなります。だから不要な保険には安易に入らないほうがいいです。
保険のおばちゃんが置いていく飴に気を使ったり、人間関係に気を使って加入するとその買い物は生涯で膨大なものになります。
お金がたまる秘訣4・車を持たない
車は持っていると、「ない」生活が考えられませんが、
- 首都圏住まい
- 高齢者、乳幼児が家族にいない
- 車は週末のみ使う
のであれば、手放すことを検討してはいかがでしょう。どうしてもだめなら後で買いなおせばいいのです。レンタカー、シェアカーもあります。
車は金食い虫です。車がないと数百万単位のお金が浮きます。よく歩くようになり健康になるし、持ち帰れないので、余計な買い物をしなくなります。
お金がたまる秘訣5・テレビを見ない
テレビを見ると物欲が刺激されます。ネガティブな情報が入り不安から余計な買い物が増えます。知らないでも済むことは知らないままでいることも時に必要です。
テレビは物欲を刺激されます。CMそのものではなくても、ドラマを見て「これが普通の生活ですよ」というアピールを目にします。
- 普通の家
- 普通の車
- 普通の服
全部普通だと思い、それを持っていないと焦りを覚えるようになります。家族や夫婦の在り方も、仲良し家族、夫婦とはこうあるべきという幻想をたたきつけられます。
そうしたものを動画的に目にすることで、比較をしてそれを手にしようとした結果、お金を散在して貯められない体質になります。
お金を貯めるにはこの逆の行動をとればいいのです。つまりはテレビを見ない。これにつきます。
お金がたまる秘訣6・通信費に敏感になる
通信費の節約は、意識をしないと数倍の開きがあります。特にほとんどの人が持つスマホの通信費は、何も考えずキャリアで契約すると一人月8千円ほどで、家族4人の場合3万2千円にもまります。
一方で格安SIMで契約すれば、一人月2千円前後で済みます。家族4人では月8千円で済み、キャリアの一人分の料金でまかなえてしまいます。
格安SIMへの乗り換えは面倒だと思うかもしれませんが、一度設定すれば以後、節約できます。結果としてお金がたまることになります。
ただし、格安SIMは手続きや設定を自分でやらないといけません。また支払いはクレジットカードが基本です。こうしたことに無理があると、格安SIMは難易度が高いということになります。
けれども今の時代、やり方はネット上にたくさんあります。それらを調べれば理解はできます。
お金がたまる秘訣7・デビッドカードを活用する
「カード」といっても、実は一般のクレジットカードのように使うことができるのに、使い過ぎに便利な部分のいいとこどりできるカードがあります。それはデビッドカードです。
デビッドカードは、原則、通販や店頭でクレジットカードと同じ扱いで使えます。だたしその内側では
- 原則即時決済
- 残高分しか使えない
- ポイントがつく
- 15歳(中学生は除く)から発行でき、高校生でも持つことができる
ので、クレジットカードのデメリットである、
- 使いすぎ
- 使った日から遅れて請求
- カードを作れる条件がある(審査がある)
などがありません。
今の時代、使い過ぎを恐れて、キャッシュレスの利便性を無視するのは早計過ぎます。(実際に使いすぎてしまう人はこの限りではありません)
クレジットカードは後払いなので使い過ぎの危険がありますが、デビッドカードは残高を超えて使うことはできません。即時決済なので、財布からお金を出すのと大差ないのです。
手間と時間も、まわりまわってお金のうちです。現金払いで手間暇と時間をかければ、その分ロスしているという見方もできます。
デビッドカードを使うことで、クレジットカードの欠点を埋めることができます。
お金がたまる秘訣8・ネットの情報はスマホではなくPCで見る
ネット閲覧はPCで見ましょう。スマホとPCを比較すると画面の面積に対する広告表示の割合が全然違います。
スマホは時に全面広告が出るし、広告なのか記事本文なのかわかりにくいことがあります。間違えて広告のリンクを触ってしまい、思いがけないサイトに飛んでしまうことがあります。
つまりは気が散るのです。この気が散るという点が曲者でスマホ中毒の要因にもなります。
PCは高いというかもしれませんが、スマホはPCより高いことが多々あります。iPhoneの上位機種を使っていれば明らかに平均的な家庭で使うレベルのPCより高額です。
100歩譲ってスマホは閲覧することには向いてますが、自分で何かを生み出す作業には向いていません。自分で何かを生み出すならば断然PCは必要です。
お金のことを調べたり考えるためにも、余計な情報が入り気が散りやすいスマホではなくPCを使うことをおすすめします。
お金がたまる秘訣9・お祝い金、臨時収入はなかったことにする
お祝いや臨時収入、行政から入るお金があったならすべてなかったことにします。全部貯金します。
臨時収入が入ったら何に使うかと考えるのではなく、なかったことにすれば使い道を考える必要もありません。
「なかったことにする貯金」
の効果は大きいのです。一方でお金を使うのはあっというまです。特に子供関連の
お祝い金
行政から出る補助金
がある場合は、手を付けずに貯金すれば、将来まとまったお金が必要になっても慌てないで済みます。
- ピアノなどの楽器購入代
- 私立校の入学費用
- 塾の費用
- 受験費用
- 学費
などです。子供の教育費は想像以上にかかります。だから用意しすぎて困ることはありません。
あっというまに一時的な買い物で使うよりも、大切な場面で使えるように、困らないようにしましょう。
お金がたまる秘訣10・25日にお金をおろさない
25日のATMに行かない
25日に銀行ATMにいくのをやめましょう。25日のATMには、大勢行列ができています。お金をおろすのであれば、20~24日にしましょう。
例えば一か月分の猶予資金を口座に入れてあれば、25日に残高がゼロになっていません。結果、いつでもすいている日時を選んでATMに行けます。
食品の買い出しも24日にしましょう。25~月末、月初めは買い物する人で混んでいます。(偶数付きの15日は年金振込日なのでこの日も避けます)多くの人は25日にATMにお金をおろしに来ますが、24日はすいています。
銀行口座の残高に余裕を持たせてあれば、25日のATMに行く必要はありません。24日にお金をおろせる状態にしてあれば、混雑にあわず、列に並ばずに済みます。
そもそもキャッシュレスならATMは半年おきでいい
そもそもですが、キャッシュレスメインにすればATMには半年に一回程度行くだけで済みます。場合によっては年一回でもいいくらいです。
ただ、紙通帳を使っている場合は、記帳のされる範囲を考慮すると半年一回くらいが無難です。
まとめ
- はじめに
- お金がたまる秘訣1.貯金は順番が大事
- お金がたまる秘訣2・ネットバンキング、ネットバンクを使う
- お金がたまる秘訣3・保険をかけすぎない
- お金がたまる秘訣4・車を持たない
- お金がたまる秘訣5・テレビを見ない
- お金がたまる秘訣6・通信費に敏感になる
- お金がたまる秘訣7・デビッドカードを活用する
- お金がたまる秘訣8・ネットの情報はスマホではなくPCで見る
- お金がたまる秘訣9・お祝い金、臨時収入はなかったことにする
- お金がたまる秘訣10・25日にお金をおろさない
- まとめ
- さいごに
さいごに
今回は「1月からスタートする貯金体質になる10のコツと秘訣」という話をしました。お金の使い方は学校で教えてくれません。だから自分で工夫して知ることが必要です。
参考になればさいわいです。