簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

2025年7月の予言を信じた人たちと、1999年7月のノストラダムスの大予言に振り回された昭和世代・不安を整理してみよう



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こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はファイナンシャルプランナーです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

2025年7月中旬現在、ユーチューブを見ていたら

「今日は地球が滅亡すると言われているので、空いているであろう○○に来てみた」

という内容の動画を見かけました。

その2025年7月5日当日、何も知らずに筆者は一人で出かけていました。

地球滅亡うわさのきっかけ

「地球滅亡?」

調べてみると、「私が見た未来 」という作品をきっかけに、2025年7月5日に地球滅亡のうわさが流れているらしかったのです。

それで日本人のほか、なんと外国人も訪日を控える人もいたらしい。

2025年7月5日に筆者がやっていたこと

そんな噂があるとは知らず、筆者は鎌倉に来ていました。

www.kurase.com

鎌倉は外国人(主に中国人)でごったがえしてはいました。

のちに「2025年7月5日に地球が滅亡するという情報は、科学的根拠のない噂」と否定されてはいるものの、外出を控える人はけっこういたらしいです。

おどろきました。

考えてみれば、似たようなことはかつて、筆者はすでに経験しています。

1999年7月何も起こらなかった

それは、昭和世代が通った道で、ノストラダムスの大予言というものがありました。

これも本が発端でしたが、筆者はその時小学1年生で、恐ろしさに震えた記憶があります。

そして時々テレビ番組で、特番が組まれました。

そのたびに子供だった筆者は、恐ろしくて震えました。

ところが結局、1999年7月は何も起きませんでした。

つまり、この経験をしたことで、「大予言」の免疫がついたとも言えます。

ところがいまだに、類似の話が話題になっていたとは。

話題になるにしても、信じる人が令和でもいるとは。

ノストラダムスの大予言の時は、まだネットもない昭和だから、ある程度仕方ない面もあったでしょう。

でも今回は令和です。

ネットで情報収集できる時代です。

AIも自由に使える時代です。

考えてみれば、ノストラダムスの大予言で免疫がついていない世代が今回、信じたのかもしれません。

いえ、昭和世代の人も、再び信じた人がいたのでしょうか。

よくわかりませんが。

今後、似たような話題は定期的に起きるかもしれませんね。

1999年に免疫をつけられなかった年齢とは

昭和世代に「大予言」の免疫がついたと仮定すれば、1999年に免疫がつけられなかったのは、ノストラダムスの大予言を知らない世代ということになるでしょう。

また、昭和のころはテレビ番組で頻繁にこの手の番組が放送されていました。

その他、占いとか霊能などの番組もけっこうありました。

だから良くも悪くも、昭和世代はその手の話に免疫があるんですよね。

信じる、信じない。

振り回された時期を経験して、免疫がついていく。

ところがいつのころからか、テレビではほとんどその手の番組が放送されることはなくなりました。

ただ、今でも星座占いを基にした番組はさらりと放送されています。

星座占いを否定するというのではないし、それぞれの人が何を信じるかは自由です。

ですが、それが影響力の大きいテレビで毎日、日課として放送されるのは問題がないのでしょうかね。

人は、あらゆる不安から逃れられない

結局のところ、時代が変わり情報収集の手段が増えても、人はあらゆる不安からのがれることができません。

不安との向き合い、これは時代が変わっても人が振り回される現象のようです。

もちろん、不安のすべてが不要なわけではありません。

不安を感じるから、その程度は様々でも何かに備えることができます。

令和と昭和の予言に対する人々の反応の違い

令和と昭和の予言に対する人々の反応について、違いはあったのでしょうか。

多少の違いはあったでしょうが、基本的に大きな違いはないでしょう。

つまり技術や情報手段が発達しても、不安はまた別の問題だということです。

時々不安を整理してみよう

逃れられない、不安との向き合い方については、ある程度の対処方法があります。

それは不安の可視化です。

心の中に不安をばくぜんと抱いていると、同じことを繰り返して疲れます。

不安を洗いざらい紙に書き尽くす

そこでまずは、洗いざらい正直に不安を全部いったん、紙に書きだします。

誰に見せるわけではなので、小さな些細な不安でもOKです。

反対に人には相談できないような、「予言」に対する不安でもいいのです。

紙に書き尽くすだけでもまずは、いいのです。

あとはできたら、対処可能なことと、不可能なことに分けます。

対処可能なことは、いますぐやったほうがいいか、それとも寝かせるか。

判断は分かれますが、書き出した不安一覧を見れば、同じことのループにはまりにくくなります。

書いたからと言ってすぐに解決するわけではないですが、案外書き出すだけでスッキリするということはあります。

まとめ

さいごに

今回は「2025年7月の予言を信じた人たちと、1999年7月のノストラダムスの大予言に振り回された昭和世代」という話をしました。

いつの時代も、人と不安は切り離せません。

ただ、その不安には対策がとれることと、そうでないことがあります。

まずは不安は誰にでもあることを認めましょう。

そして洗いざらい紙に書きだし、時々眺めてみればいいでしょう。

最後まで読んで下さり、ありがとう。