はじめに
今回は物価高の今、すぐに確実に節約できる格安SIM乗り換えのお話です。
スマホ通信費平均でいくらかかっている?
スマホ通信費は毎月いくらかかっていますか?
総務省の調査によると、2023年では1人世帯で約5,300円、2人世帯で 約8,500円、3人世帯で約12,900円、4人世帯で約15,000円と円という情報があります。
世帯員数が多くなると割引が効くため、一人当たりの通信費は割安にはなります。けれども1人当たりの通信費平均は、2人世帯で4,238円、3人世帯で4,292円、4人世帯で3,751円で、ざっくり単身なら5,300円で、2人以上で4千円前後となります。
ただしこの平均には当然、格安SIM利用者も含まれます。そのため、キャリア契約の人はこの金額より割高な通信費を負担しています。
キャリア契約の平均はどのくらい?
上記は様々な契約形態の平均を挙げました。ではキャリア契約の平均はどのくらいでしょうか。
スマホ代を除いた通信契約は7,000円くらいという情報があります。スマホ端末を入れるとさらに料金は高くなります。
料金は年齢が若いほど高くなる傾向にあるようです。理由として考えられるのは、スマホの利用が単純に多い点と、もうひとつは節約につながる意識がまだ低いこともあると推測しています。
20代ではまだ独身である人が多いため、キャリアに駆け込んで契約をして、そのままになっている人が多いのではないでしょうか。
一方で30代以降になると、節約意識が高くなりますので、契約内容を見直す人が出てくるなどで、費用が低くなる傾向にあるのかもしれません。
格安SIMの平均利用料はどのくらい?
格安SIMを利用している人の費用ですが、月間データ容量が4GB~5GB程度の場合で月額料金は1,500円程度、20GBでは約2,000円~3,000円のようです。
通話オプションを加えると500~1000円程度アップすることがありますが、それでも月額2千円程度が一般的な目安でしょう。
キャリアと格安SIM、10年ではとてつもない差になる
キャリアと格安SIMですが10年経過すると、その差はとてつもない開きになります。
一人当たりで月5000円の差ですから、1年で6万円、10年で60万円の差です。これが夫婦や家族単位となればさらに膨大な差です。
家族で使うと割引がきくとはいえ、大きな開きになるのには違いありません。
4人で使った場合、月額の差が1万6千円と仮定しても、年間19万2千円、10年では192万円もの差が出ます。
それでもまだ、キャリアを使いますか?
格安SIMは難しそう?
格安SIMは、「よくわからないし難しそうだから自分には無理」と敬遠しているかもしれません。
確かに格安SIMは、キャリアのように窓に行けば、全部手続きをやってくれるわけではありません。基本的に全部自分で手続きをしなくてはなりません。
けれどもやり方は、ネット上に情報がたくさんあります。また、一部の業者では有料で手続きをサポートしてくれるサービスを提供しているところがあります。そのようなことを調べて一度経験すれば、次回からは自分でスイスイできるようになります。
一度格安SIMに乗り換えるコツを理解すれば、以後ずっと通信費を節約できます。このはじめだけど「めんどう」は、大いに乗り越える価値があります。
格安SIMのデメリット
格安SIMを使った通信は、基本的にキャリアと変わりありません。ただ、通勤時間帯やお昼の時間帯など多くの人がスマホを使う時間帯では、速度がおそくなることがあります。常にスマホの安定した通信が必要な場合は、注意が必要です。
けれども動画視聴などの容量が多い通信をしなければ、通常のネット閲覧は問題ないレベルです。
また、基本的にクレジットカード払いですが、口座引き落とし可能な業者はあります。ただしこの場合は手数料が数百円かかることが多いです。
トータル的に格安SIMを使わない手はない
一応、デメリットなどを挙げましたが、実際は普通の使用には問題ないレベルです。それ以上に節約効果が大きいので、多少面倒に感じても乗り換えをお勧めします。
例えば大人のスマホはキャリアで契約しても、子供のスマホは格安SIMで十分でしょう。
そうした節約の様子を子供に体験させることで、お金の教育にもなります。
まとめ
- はじめに
- スマホ通信費平均でいくらかかっている?
- キャリア契約の平均はどのくらい?
- 格安SIMの平均利用料はどのくらい?
- キャリアと格安SIM、10年ではとてつもない差になる
- 格安SIMは難しそう?
- 格安SIMのデメリット
- トータル的に格安SIMを使わない手はない
- まとめ
- さいごに
さいごに
今回は「物価高の今、スマホ通信費は格安SIMで確実に節約実現しよう」という話をしました。参考になればうれしいです。