簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

円安、価格高騰、その他将来の不安が消えないときの割り切り方



当ブログ「簡単に暮らせ」の訪問者になっていただき、ありがとうございます。

こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はファイナンシャルプランナーです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

今回は、不安が消えないときはどうしたらよいか、のお話です。特に雨の日が多い6月はさらにネガティブな感情になりやすい時期です。

円安や価格高騰に関するお金周りの不安、その他将来の不安が消えないときの割り切り方を紹介します。

なぜ不安になるのか

不安になる余裕がある

なぜ不安になるのでしょうか。それは、第一に余裕があるからです。つまり不安を感じるだけの時間的余裕と、ゆとりがあることが最大の原因です。

こんなことを言うとお叱りとお怒りを感じられるかもしれません。けれども事実、そうなのですから仕方ありません。

時間的な余裕が全くないときに人は不安を感じる暇などありません。例えば、私は子供のころ、野犬に追いかけられたことがあります。現代は野犬がその辺にいることはありませんが、昭和の地方ではときどき、そういうことがありました。

それで野犬に追いかけられた当時5歳の私は、必死で逃げました。走ると犬はますます追うもので、無視したほうがたいていは大丈夫なのですが、この犬だけは違っていました。

それでとっさに

「この犬は違う!まずい!」

と感じ全力疾走、途中

「わ~~~~っ」

と大声で泣き叫びながら走って逃げる途中、通りの家から何事かと顔を出す大人の顔が見えました。

無事に家にたどり着いた5歳児の私ですが、その間は何も考える暇はありませんでした。とにかく逃げるのみ。あの時逃げなかったら本当に危なかったと思います。

このように本当に危機を感じるときというのは、余計なことを考える暇も余裕もないのです。

ゆとりの合間に空想してしまう

ほかには天候の問題、体調の関係もありますが、できたゆとりの時間に、そういうネガティブな情報を見てしまうことも、きっかけを作っています。

人間は脳が発達しているので、暇ができると様々なことを空想します。それもよい想像ならまだしも、たいていは不安を増やす思考です。

テレビとネットで不安要素を仕入れている

なぜそうなるかというと、テレビ、ネットで不安要素を仕入れていることがが主な要因です。

テレビもネットもそういう情報を取りにいかなければ良いのですが、例えばニュースを見る習慣があればネガティブ情報が嫌でも目に入ります。

ネットは自分でタップしなければいいと思うかもしれませんが、その人が好む記事や番組を提示する形式の場合は、ネガティブ情報を好む人にはそのような内容ばかりが提示されます。

するとますます、ネガティブの波から逃れられなくなるという仕組みです。

本当にネガティブなことが起きたらどうするのか

「それでも心配している事態が起きたらどうするのか?」

という疑問があると思います。確かにある程度の準備は必要です。たとえば明日の朝、ご飯を食べる食材が冷蔵庫にない状態で寝ることは現実的ではありません。

今日のうちに明日の朝ご飯の材料なり現物を、買っておくのが自然な対処法です。同じように、日本は災害が多い国なので、3~7日分の水や食品、雑貨類を用意するのは自然な対処です。

同じく食べるものに気を付けて運動をしたり、お金周りを整えることは必要です。

このようなことを犬や猫やクマやサルは行いませんが、多くの人間は実行するでしょう。

最低限の用意を超える事態が起きたら、なるがままに任せる

けれども不安を抱く人はそれでも安心できないでしょう。

「3~7日分の用意を超える事態が起きるかもしれない。」

と不安が消えないからです。

確かに日本国内ではそういう事態は時々あります。筆者はそれに関しては個人では対処しきれないため

「なるがままに任せる」

という考えです。

いったん、そのようにあきらめてしまうと、不安は消えます。いざというときはあきらめれば良いので、運が良ければ何とかなるし、ならないこともあるでしょう。

命の危機を一度でも感じた経験があると見方が変わる

こんな事を言うと、非難を浴びるかもしれませんが、命は授かりものだという考えがあるからです。もちろんぎりぎりまであきらめないことはすると思います。

そういう意味でのあきらめはしませんが、大枠ではそのように構えていれば無駄に不安にならずに済むということです。

筆者は数年前、命のはざまを経験しました。幸いに病院に搬送されるまでの時間が驚異的に早かったことで難を逃れました。

けれども時間がかかっていればどうなっていたかわかりません。実際に意識が遠のきかけることをうっすら覚えていますが、昔であればあれで終わりだったと思います。

だから、今の命は授かりものであり、生かされているものなのです。それは私に限りません。これを読んでいるあなたも同じです。

多数の運の良さの上に、偶発的に生かされている。「今」というのはそういうものなのです。

だから毎日をありがたく生きさせていただく。そういうものです。

不安が消えない人はヒマを作らない、テレビとネットを見ない

不安が消えない人の対処法は簡単です。

  • 1・暇を作らない
  • 2・テレビとネットを見ない

それからついでに

  • 3・オカルト系の話やパワースポット的な話に近づかない

この3つです。

「1」の「暇を作らない」の意味ですが、「2~3」と連動しています。暇そのものが悪いわけではありません。暇な時間でテレビやネットの無駄情報を取りに行くことが問題なのです。

「3」に関してオカルト系はともかく「パワースポット」的な話がなぜよくないかについてですが、どちらも同類の話だからです。こういうものを信じる体質を持っていると、詐欺などに簡単にひっかかりやすくなるからです。

いつの時代も「これからは大変だ」と言われている

今は日本経済その他、収入が増えないなどの悲観的情報が目につきます。実際にある程度の対処は必要です。たとえばお金周りに倒する対処はこのブログで再三紹介しているとおりです。

一方で、いつの時代も言われることは同じです。

「これからは大変だ」

いつの時代もテレビをはじめネットなどでも大変だ大変だという情報が消えません。大変なのは確かにそうですが、そういう媒体はそういうネガティブ情報を発信するのがスタンダードだからです。

お花見的な情報を発信しても誰も見ないからです。だからネガティブ寄りになっている人は意識してテレビやネットを見ないようにしましょう。

まとめ

さいごに

今回は「不安が消えないときにやること」という話をしました。参考になればさいわいですです。