はじめに
今回は、年齢を重ねることをポジティブにとらえるお話です。
50代女性は変化がめまぐるしいけど
女性にとって50代は変化が激しい時期です。40歳後半にやっと子育てが一段落ついたと思えば、今度は様々な変化がどっと押し寄せます。
けれどもこうした様々な「変化」があるけれど、それに対する適応する力は断然、若い時より良くなっていると感じます。
だから実態自体は、若い時より客観的にも困難は増えているかもしれないのですが、そのことに向き合う自分の考え方や、オロオロ度は断然、今のほうが良くなっています。これは年齢を重ねたメリットです。
年齢を重ねるデメリットは多いけれど、それを知恵で解決したり、楽にできる方法を考えられるようになりました。
年齢を重ねて起きる現実
個人差はありますが、健康面、親の介護問題、夫の定年退職関連などがあげられます。それらは同時に、お金も絡みますので、私たちにとってはどれも切実です。
いずれも自分のことは棚上げにして、女性が率先して動かないといけないことも多く、かといって正解もなく、
「これでいいのだろうか」
と葛藤に追い込まれることもあるでしょう。同時に体調が悪く、楽しいどころではないかもしれません。
一説によると、女性は50代くらいから筋力低下などが始まり、更年期症状も併発するため、いろいろ大変な時期です。一方で男性の健康的な変化は、個人差はありますが基本的に70代くらいから本格的に始まるとされているので、女性より少ないといえます。
現実は同じでも解釈は自由に変えられる
様々な現実があるとしても、それは全てではないと思います。現実といいますが、それにしても解釈による割合は多いんです。
例えば、夫は間もなく定年を迎える年齢ですが、当分、リタイヤはありません。そのことをどう解釈するかも自分次第です。たとえば
- 60歳になってもまだ、働かなくてはいけないのか・・
- 60歳を過ぎても、まだまだ働ける!
現実は同じでも、解釈で見え方はまるで変わります。
また、私は40代後半に大病を患いました。そのことも同じです。特に後遺症と服薬と通院は一生付き合っていかないといけません。それに関する解釈も自分次第です。
- 私は一生、この病気と付き合っていくのか・・絶望的だ・・
- 病気の現実は変わらないから、できる範囲でやれることをやるだけだ!
このように同じ状態を持っていても、解釈が変われば生き様は変わります。
持病はシミやそばかすのように、個性の一つと考える
私の場合、持病はシミやそばかすのように、自分の個性の一つであり、付き合っていくしかないと思っています。「治る」ことに注目はしないで、淡々と付き合っていくだけです。(もちろん、定期的に適切な医師の診察を受けて、それに沿った基本の服薬その他をしたうえでのことです。)
病直後3~4年くらいは、パターンが読めなくて不安になったり、おそれを抱くことがありました。けれども7年ほど経過した今は、大体のパターンが読めるように。それで「大体、こういう症状なら大丈夫」「こういうパターンはちょっと要注意」ということが大体わかるように。病気も個性の一つと考えています。
他人(身内含む)の言動で自分のメンタルを左右しない
他人(身内含む)の言動で自分のメンタルを左右させないことも重視しています。自分のメンタルは自分から発する感情で変わるべきものであり、他人の言動で揺さぶらさせられるものではないからです。
他人が発した言動というと、真っ先に浮かぶのは、マイナス発言です。一方で実は、プラス発言も受け取らないことにするのが大事です。
例えば、悪口を言われて喜ぶ人はいませんが、誉め言葉を聞いても心の底から喜ばないことにしたほうがいいのです。
悪口にしろ、誉め言葉にしろ、他人の発言が自分のメンタルを左右する癖をなくすことです。自分のメンタルを左右する主人公はあくまで自分だからです。
年齢を重ねるのは楽しい
どんなに楽しいことをしていても、「心ここにあらず」の状態は楽しいとは言えません。私は若い年代の時、すぐに他人の言動で心が揺さぶられ、かと思えばちょっと褒められるとすぐに有頂天になるというありさまでした。
けれどもこれは「他人ありき」だからだと気付いて、以後は他人の言葉に揺さぶられないようにしました。
するといつもニュートラルに保つことができるし、趣味的楽しみも自分なりに他人に左右されずに楽しめるようになりました。
まとめ
- はじめに
- 50代女性は変化がめまぐるしいけど
- 年齢を重ねて起きる現実
- 現実は同じでも解釈は自由に変えられる
- 持病はシミやそばかすのように、個性の一つと考える
- 他人(身内含む)の言動で自分のメンタルを左右しない
- 年齢を重ねるのは楽しい
- まとめ
- さいごに
さいごに
今回は「年齢を重ねることが楽しい」という話をしました。参考になればうれしいです。