はじめに
「100万円を貯める」
これが夢の世界だと考える方にお勧めの話をします。結論を言うと、現在貯金ゼロで100万円を貯めるのは、夢でもなんでもなく、実現可能です。
100万円というまとまった貯金があると、次のステップにつなげやすくなります。現在、貯金ゼロの方はまず、100万円を貯めることがスタートです。
「貯金ゼロから1年で100万円貯める」には大きな変化が必要
現在貯金ゼロの人が一年で100万円貯めるには、小手先の節約では追いつけません。ライフスタイルががらりと変わるようなことも、取り入れる必要があります。
そこで今回は1年で100万円貯めるための節約術を10紹介します。ただし下記の節約術には、条件に合わない方もいるかもしれません。けれども節約の方向性として頭に入れておく意味はあります。
荒療治的な内容もあります。覚悟してご覧ください。
1年で100万円貯める10の節約術
1.自炊する
お金を貯めるなら自炊をしましょう。外食やコンビニ弁当は簡単ですが、栄養価が低いため、連日重なると健康効果に影響します。
一人分ならコンビニ弁当や外食のほうが安いと思うかもしれません。けれども弁当、外食の場合でも結局はそれ以外の食べ物をどこからか買ってくるでしょう。それが結構割高になるのです。
その点、初めから自炊を意識した食材を買えば総合的には支出が減ります。
体の調子はそのまま、メンタルにも影響します。スーパーからたっぷりの野菜を買い、安い鶏むね肉や豚こま切れ肉、豆腐などの大豆製品、をしっかり食べるほうが栄養を摂れます。
2.スマホを格安SIMに乗り換える
スマホの通信費をキャリアから格安SIMに乗り換えましょう。キャリアは月8千円くらいしますが格安SIMは月2千円くらいで済みます。
また通信費のほかスマホ端末も見直し可能です。たとえばiPhoneの最新機種は15万円くらいしますがアンドロイドスマホなら10分の1、の1万5千円くらいで買えます。
3.アルコールをやめる
アルコールをやめれば、健康に良いですし関連して食べるつまみの購入も減ります。アルコールが生きがいと言うかもしれませんが、依存性の高いものはやめることで自分に自信がつきます。
アルコール好きな方は、飲みに行き散在してしまう傾向にあります。
昔は少量のアルコールは体に良いといわれていました。けれども現在は、「100害あって一利なしの見解が濃厚」です。
4.不用品を手放す
不用品が多いとそれに合わせて住まいも余分なスペースが必要です。不要なものを手放した場合、得られる効果は単にすっきりした気分や見た目だけではありません。無駄に広い家に住む必要がなくなるので、その分住居費が浮きます。
また不用品を手放す段階で、いかに無駄な買い物をしたか自覚できます。そのため、これから物をよく考えて買うようになるので無駄が減ります。
5.お金がかかる趣味、交際をやめる、減らす
何かを始めるとき「形から入る」タイプの方は特に注意しましょう。本気で100万円を貯めたいのであれば、お金がかかる趣味、交際をやめるか頻度を減らします。
6.家賃が安いところに引っ越す
家賃が占める支出は大きいので、家賃を下げることができれば100万円までの道のりは短くなります。
家賃が安いところに引っ越す策としてざっくりした目安は以下の方法です・
- 古い
- 駅から遠い
- 狭い
・・所に移る
- 現在より古い物件の場合、同じような場所でも家賃が下回る可能性があります。
- 駅から遠い物件の場合、近い物件よりもい家賃が安い可能性があります。
- 現在とほかの条件が同じ場合、狭い物件のほうが家賃が安い可能性があります。
このようなことを考慮して、家賃が今より安いところに引っ越すのも手です。ただし引っ越しは初期費用(敷金、礼金、引っ越し費用など)が必要です。初期費用の元が取れる期間住まないと、総合的に支出が変わらないことがあるのでよく吟味しましょう。
7.帰省・旅行をしない、頻度を減らす
日本国内の移動には割高な費用が掛かります。そのため遠距離の旅行や帰省は大きな費用です。そこでこれらの移動をしないことや、頻度を減らす、時期をずらして安い時に利用するなどで費用をなくすか減らすことができます。
若くて体力がある方であれば、青春18きっぷでの帰省もいいでしょう。(青春18きっぷは年齢制限はなく利用時期が決まっています。詳細はJRのHPをご覧ください)
8.実家で暮らす
「子供部屋おじさん」
というマウント用語がありますが、これは不動産物件に利害関係がある人の思惑がからんでいます。
「いい年して実家暮らしは恥ずかしい」
というイメージにとらわれる必要はありません。実家から通学、通勤可能であれば家賃が浮きますし、光熱費も割安です。
都会での実家暮らしは敬遠される空気が高いですが、田舎に行くと子世帯が親世帯と別に暮らすと、周りからブーイング浴びる地域もあります。(私の田舎がその例です。「子は親を金銭的、物理的にサポートするべき」という考えが強いからです。)
だから何が正解かどうかなんてないのです。それぞれが納得していればいいのです。
9.保険見直し、解約する
保険は自動車保険、火災保険と、一時的な低額掛け捨ての医療保険程度以外は基本的に入らなくてもいいのです。
例えば日本は社会保険が充実している国です。高額療養費制度があるので一定を超えた医療費は、条件に合えば手続きを踏んだのち戻ります。
また、例えば住宅ローンを組んで若いファミリーが家を買った場合、通常は団体信用生命保険に加入しているケースがほとんどだと思われます。この場合は多額の生命保険に入らなくても、ローンの支払いが夫名義の場合は、この保険でまかなえます。
このように余分な保険に入りすぎていないか確認しましょう。
生命保険やがん保険は一度入ると解約が怖くてできなくなります。だから初めから加入しないほうがいいのです。
保険は加入するときは感じませんが実はかなりの高額な買い物です。不要な保険は解約すrか見直しをして負担を減らしましょう。
10.車を手放す
車は金食い虫です。首都圏住まいで子供、高齢者がいない場合は車は不要です。たまに必要な時はレンタカー、カーシェア、タクシーを使いましょう。
車を手ばなす金銭的効果についてはこちら↓に詳しく書いています。
まとめ
さいごに
今回は「100万円を一年で貯めるための具体的な節約術10」という話をしました。中には荒療治的な、生活がガラリ変わるような内容も含んでいます。
短期間で100万円をためるにはこれまで貯金ゼロの人は荒療治が必要です。
裏を返せば、こうした方法を実践すればお金の問題は解決することもあるのです。生ぬるい方法で効果がなかった方はぜひ検討してみてください。
参考になればさいわいです。