簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

ひと月1ケースのパックご飯を備蓄する理由



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こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はファイナンシャルプランナーです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

昨年から米が高騰しています。特に昨年は、夏くらいから米を買えなくなりました。

今年はこれから、どうなるのか。備蓄米が出始めていますが、先行きは不透明です。

今回は、微妙な状況を前に、今年の「ご飯」の対策をどうするかについてお話します。

あくまで個人例ですので、ご了承ください。

昨年の米事情

昨年、はじめはパックご飯は買えていましたが、次第にそれすら買えない状況になりました。

もっともこれは、地域差もあったようですが、筆者宅はもろに打撃を受けました。

この原因が明かされないまま、2025年を迎えました。新米が出れば解決するかと思いきや、まったくそんなことはありません。

政府が備蓄米を出しはじめました。けれども今年の夏はどうなるかわかりません。

調べてみると、結論を言えば

「昨年、結局米は足りていなかったんだろうな。」

と思っています。

米が足りない根本理由は減反

理由はシンプルなところにあるようです。

天候不順もありますが、それ以前に政府が長年、減反をすすめたからです。

食生活が変化して米の需要が減りました。1971年から2017年まで2018年の廃止まで続いたとされます。

これだけの期間、減反をしたら2018年に廃止しても、もう元には戻せないわけです。

「ただでさえ食糧需給率が低いのに、なぜ?余っているなら余った時は外国に売るとかの措置はとらないの?」

素朴な疑問がありましたが、天候の変化や観光需要で人が増えれば、当然米は不足します。

2025年は万博があるから要注意

今年は大丈夫かと思えば、そんなことはありません。万博が開催されます。

当然、通常より多くの外国人が日本に来ます。

当然、人が来れば食品が消費されます。万博を失敗はできないでしょうから、関連の米は優先的に確保されるはずです。

ということは、昨年より米が買いにくくなる可能性があります。

備蓄米放出でバランスが取れればいいのですが、引き続き米を買いにくくなる可能性は考えておいたほうがいいですね。

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精米は備蓄が難しい

ただ、問題があります。米は備蓄しにくい食品です。

肉魚のように冷蔵庫に入れないと腐れるものではないけれど、精米した米は一か月から長くて2か月が限度でしょう。

真空パックされた米を備蓄する方法もありますが、輸送中や保管中に穴が開くと簡単に保存性が失われます。と同時にべらぼうに高いですね。

またショップの良しあしの判断も難しいです。

とりあえずの最低限対策

そこで考えたのは、パック米です。

筆者が最近買ったパックご飯は、賞味期限が10か月です。

昨年、米を買いにくくなったのは梅雨時くらいからです。今年はどうなるかわかりませんが、準備はしておいたほうがいいでしょう。

パックご飯は10か月常温保存できます。

ということで、筆者は少しずつ複数回に分けてパックご飯を備蓄しています。

一か月に一回程度1ケースを買っています。

ローリングストックの要領プラスアルファくらいで買い足します。

ただ、100%賄うのは無理だと思うので、あくまでサブ的な気持ちで買い足しています。

 

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容量は複数あるので合うものを選びましょう。

さいごに

今回は、米を買いにくい状況に今から少しずつ対策をしている話をしました。もっとも米を買いにくいのは地域差などがあります。

また、今年は備蓄米が出始めたので、不要な可能性もあるかもしれません。

けれども今年は万博で外国から人が多く訪れます。そのため、引き続き一般に流通する精米を買えなくなるおそれも想定しています。

米の保存は難しいので、さしあたりパックご飯を毎月1ケースずつ保管用に買っている話をしました。

最低限の備蓄は災害用も兼ねますので、この程度の備蓄は備えておいたほうがいいと考えました。

参考になればさいわいです。