簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

やめるお金のムダ25選・知らずに散在しているコストを下げて、円安時代に立ち向かう



こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はFPです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

値上げやらなにやら、お金周りの困難は消えませんよね。そこで今回は、何気なく使っているお金のムダを紹介します。

では早速、次の項目から開始します! 

1・デパート以外着ていくところがない服、バッグ

洋服そのものは素敵でも、「着ていくところがない」服って何枚持っていますか?その原因はさまざまですが、自分のライフスタイルとかけ離れていることが原因のことがあります。

例えばおしゃれで高価なワンピースやブランドバッグを背伸びして買ったけれど、普段の行き先が

  • ご近所圏内
  • 公園
  • 海、山

のような場合って、本当にヒラヒラするワンピースを着る機会がないんですよね。バッグも同じです。実際筆者も過去にそういう失敗を山ほどやらかしました。

2・アイロンがけが必要なプライベート服

筆者はアイロンがけが苦手です。苦手という控えめな表現をしましたが、実は大キライなのです。

それでアイロンがけが必要な服をうっかり買ってしまって、さあ大変。結局アイロンがけ待ちの服がクローゼットで日の目を見ずにお蔵入りすることになります。

というわけで、服を買うときにはアイロンがけがいらない化繊を含むものを選ぶようにしています。

3・クリーニングでないと洗えないプライベート服(コート、ジャケットなどをぞのぞく)

どんなに素敵で着回ししやすい服でも、クリーニングに出さないと洗えない服は結局着なくなりお金の無駄です。もちろん、特別な場面で着る服はこの限りではありませんが

プライベートで着る服は自宅で洗えるものにすることで気兼ねなく着られますね。結局買っただけの効果を発揮できますが、クリーニングが必要な服は、出番が減り、クリーニング代がかかりコスト的によくありません。

洋服にまつわるムダを書いた本を、アマゾンキンドル電子書籍で出版しています。「キンドルアンリミテッド読み放題対象」です。

「〇活」と呼ばれる全て(条件付き)

数年前から「〇活」と呼ばれる活動を促す言葉が人気です。もちろん、これらのすべてがムダではありませんし、言葉自体はわかりやすいのでいいと思うんです。

ただ、注意しなければならないのは、中にはお金を余計に消費させようという、事業者の思惑もからんでいるものがあることです。

事業が活性化され結果として経済が潤うのであれば、それ自体悪いことではありません。ただ、利用する立場になった場合は、「〇活」にあおられてしまいムダな支出をしてしまうことにあります。

一方で何か暮らしに変化を与えてマンネリを打破したいときには、「〇活」という言葉が背中を押して後押ししてくれる場合があります。

つまり「〇活」にはメリットデメリットが存在しますので、その目的と効果をよく検討することが大事です。

4・朝活

学習、読書、趣味、スポーツなど朝できることはたくさんあります。そのうち、高額な教材を買ってしまったり、形から入るなどで、高価なスポーツウェアを買っては挫折するなどをすると、お金のムダになることがあります。

5・就活

「就活準備サイトのリクナビ」によれば、2024年卒(24卒)が終活にかかった費用の平均は8万3千円ほどだそうです。

そのうち、最も多くかかっている費用は被服代で、スーツ、バッグ、靴などでしょう。次は交通費ですが地方の人ほどこの費用は多くかかるでしょう。

一見、節約が難しく思える就活ですが、スケジュールを立て、効率的に活動することで滞在を短くしたり、オンラインの面接を希望するなどで工夫次第では節約の余地があります。

6・婚活

結婚するために、様々な婚活パーティーに参加するなどで、費用がかかることがあるようです。また、その際に着ていく服や交通費なども考慮する必要があります。

一般に婚活を開始して3か月から半年くらいで結婚相手を見つける人もいる一方で、何年も相手を見つけられていない人もいるそうです。

一緒の伴侶に妥協できない気持ちは理解できます。けれどもそもそも完璧な人はいません。

こんなときは、「秘書問題」という数学の視点が役に立ちそうです。100人の中から最も優秀な秘書を選ぶには、

「37人目まで不採用にして、38人目からは最初の37人よりも優秀だと判断した人を採用する」

という手法です。

37は、100を、数学定数e(=2.718)で割って出した数です。10人ならば3.67なので最初の4人を却下して5人目以降で最初の4人より良いと思った人を結婚相手に決めれば良いということになります。

7・ソロ活

ソロ活ドラマで注目を浴びています。要は一人で好きなことをすることです。複数ではできないと思っていた様々なことにも、新たな発見があり自由度が高まるということです。

ただし自由が効く分、はまると際限なくお金を使ってしまうことがあります。その点だけは注意しましょう。

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8.ラン活

ランドセル選びにも「活」と言われていることに驚きます。日本の小学生は6年間同じランドセルを使いますが、個人的にその都度好きなタイミングで市販されているリュックサックを使えばいいのではないかとも思います。

6歳と12歳では体形が違いますから、そもそも無理があるのではないでしょうか。

6年間使う前提だから高価にもなり、気合が入ってしまうのだと思われます。

9.推し活

推し活とは、能人、タレント、著名人、有名人、キャラクターなど好きな対象の人やキャラクターなどを集中的に応援したり、実際に会いに行くなどの活動をすることです。

イベントに参加することや関連物を買う以外に、交通費や宿泊代、洋服代がかかります。

推し活にはまる年齢は幅広くなっており、中高年層もはまる人が多いそうです。

自分が好きな対象にお金を使うことは、他人を気にせずとも良いのですが、一方で推し活ブームにあおられていないかを再確認しましょう。

10・墓活

お墓の価値観は人ぞれぞれですが、値段はあってないようなものです。相場を調べて、後悔のないようにしましょう。

最近はそもそもお墓を持たないスタイルも注目されています。筆者の場合ですが夫の実家の墓地を3年位前に、墓じまいをしました。墓地が地方の遠方で物理的に無理があったからです。夫の母が亡くなった直後に永代供養に移行しました。

当初は墓地を新たに買い、墓を建てる、現在の私たちの住まいの近く首都圏に移すなどさんざん迷って悩みましたが、100%の正解はなく、そのような選択をしました。

11・終活

生きているうちから亡くなった時のことを考えるのは、自分のためなのか家族のためなのかをはっきりしましょう。

場合によっては残された家族が、負担を感じることもあるかもしれません。

12・妊活

妊活の背景には、晩婚化や不妊の問題が増えていることがあるようです。女性は年齢が上がるにつれて妊娠の確率が低下する傾向にあり、医療機関で治療を受ける際はその費用が莫大になることがあります。

以前は助成金制度がありましたが2022年に廃止されています。ただし一部の自治体では助成事業を行っていることがあります。

各自治体の助成事業を調べて自分が住んでいる自治体の助成事業を確認してみましょう。

13・捨て活

捨てることはここ数年注目を浴びています。業者を利用する場合は相見積もりをとり、ぼったくられないように注意しましょう。

「〇活」の注意点

「〇活」のほとんどは、何らかの関連業者が多くのお客さんを獲得できるチャンスがあります。

たとえば婚活は式場、レストラン、衣装、写真撮影その他を扱う業者さんが潤う確率が高まります。

「終活」も同じように葬儀会場や食事、墓地、墓石関連業者がうるおうチャンスが増えます。

「捨て活」も清掃業者などがうるおい、捨ててすっきりした後に新たに何かを買ってしまう人も多いので、すべての業者のチャンスが増えることがあります。

ただし、関連業者がうるおうチャンスが増えること自体を、やみくもに否定する気持ちはありません。

「〇活」という言葉の存在が、やる気を促すきっかけになり背中を押してくれることがあるからです。そういう時にある程度お金を使うことすべてを否定はしません。

ただ、なかには「〇活」という言葉が独り歩きしてしまい、余計な〇活をした結果、ムダなお金を使うことには注意をしたいですね。

14・iPhoneバッテリ交換アップル正規サービスプロバイダ(条件付き)

日本人はスマホでiPhoneを使う人が多いので、修理などの時も費用が高くなります。2023年時点で日本時の約7割がiPhoneを使っているそうです。

となると修理もアップル正規サービスプロバイダに依頼すると高額です。特に最新機種などの場合は、下取り時のことを考慮するとやむを得ない場合もあるでしょう。

けれども古い機種や使い切る予定の場合はアップル正規サービスプロバイダにこだわらなくてもいいのです。

アップル正規サービスプロバイダ以外で修理をするとAppleの正規保証サービス対象外になります。そのため、すべての人におすすめするわけではありませんが、一定の条件下であれば低コストで素早く修理できる「iPhoneの財務省登録修理業者」に依頼することです。

筆者の場合は近隣にある「iPhoneの財務省登録修理業者」で、iPhone7のバッテリ交換をしました。

時間は即日即時、15分ほどで終わり、料金は3600円くらいでした。これがアップル正規サービスプロバイダの場合は、3倍以上の料金です。

各自の状況によりますが、スマホの機種が新しいと修理にお金がかかりますが、古い機種だと、気兼ねなく修理できてお金がかかりません。

15.健康食品

健康食品って薬にはなれないしおやつにもなれない、プラシーボ効果くらいしかメリットが思い当たりません。

筆者の高齢の親は、以前からこの手の健康食品が好きでテレビや新聞広告、折込チラシでみかけて通販で電話かハガキで取り寄せています。

誰しも年を取ると健康に関心が高くなりますが、正直健康食品を口にするよりも

新鮮な野菜や果物、肉魚をバランスよく食べ、よく動き、笑うことではないでしょうか。

16.大量のアウトドア用品

我が家では子供が小学生のころ大量のアウトドア製品を買い込んで車に積んでいました。しまいには車のトランクでは足りずに車の頭にのせる(車両上部に取りつけて使う収納)まで買う寸前でした。(↓こういうのです。我が家には不要でしたが、もちろん便利に活用されている方はこの限りではありません。)

けれども寸前で思い直し、アウトドアシーズンが終わる冬前にアウトドア用品の7割をリサイクル店に持ち込んで処分しました。値段がつかないものもありましたが引取不可はなく、全部置いてきてすっきりしました。

以後はアウトドア用品を過剰に使わないレジャーに変更しました。アウトドア用いすやテーブルではなくレジャーシートへ、バーベキューコンロではなく卓上コンロとガスボンベへ。

そもそも泊りがけのキャンプは私が虫アレルギーで無理ですし、日中のレジャーなら十分でした。

そもそもアウトドアレジャーは不便を楽しむものです。以後後片付けも準備も楽でお金も物も無駄にしなくなりました。

17・車

車、自動車はお金がかかります。地方は土地の価格は低い傾向にありますが、車所有必須のため、車の費用で結局都会暮らしと大差ありません。

都会に住んでいて可能であれば車を手放すと多大な節約が可能です。

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18.クレジットカードのリボ払い

クレジットカードのリボ払いとは、利用限度額以内であれば、どんなに利用しても毎月の支払いが一定の額になるシステムです。

けれどもリボ払いはおそろしいので絶対に利用してはいけません。手数料がとんでもなく高いからです。

一度リボ払いの味を占めると、ローン地獄に陥り抜け出せなくなります。

19・ローンと名の付く借金のすべて

一般に住宅ローンは気兼ねなく利用している人が多いのですが、借金であることに変わりありません。

住宅ローンを利用すると、たいていのサラリーマンは転職をしにくくなります。ローンという大きな借金を背負っているので、後に引けなくなるからです。

親が資産持ちで実は多額の相続をできる見込みが明白など以外は、安易な住宅ローン利用は考え物です。

ローンを組んでレバレッジを効かせる云々といわれることもありますが、そのレバレッジがうまくいく保証はありません。

若い時に多額のローンという縛りを作ってしまうと、メンタルの縛りも出ます。ファミリーの場合こうした本音を夫は妻や子供に口にすることはできないでしょう。

縛りはとにかく、軽くしておくことが自由に気楽に生きるコツです。

筆者は30代で夫婦で一度新築戸建てを家を買いましたが、夫の転勤を機に売りました。それで借金はゼロ(やむをえないクレジットカード払い月数万円をのぞく)なので、身軽で気楽です。

20・松竹梅で選ぶ竹の食事

松竹梅のランクの食事メニューがある場合、どれを選びますか?たいていの人は真ん中の「竹」を選ぶそうです(値段が高い順は「松→竹→梅」)。

実際のところ、一番お得なのは一番値段が低い「梅」です。ところが梅を選ぶのは格好悪いと思い、そうかといって一番高い松は気が引けるということで竹を選ぶ人が多数なんですね。

でも料理として提供されている以上は、一番下の料理でもその店の体面を保てる程度の品であるはずです。だからそれぞれの差はたいしたことがありません。

そこで堂々と梅を注文できるかどうかは、お金を貯められる人かどうかの分かれ道です。またここでは見栄の程度も試されています。

21・生命保険

筆者がまだ20代前半の独身のころの、同じように独身の友人が

「生命保険に加入した。」

と言いました。それを聞いて私は思わず

「独身で、ご両親も、公務員でお金に困る人はいないのに、どうして入ったの?」

と尋ねました。

すると

「万が一の時、自分の葬式代くらいは困らないようにするのが社会人の役目」

というわけのわからないことを言いました。たぶん、保険屋さんが言ったのでしょう。ところがもう一人の友人も、私の発言に同意したので、その友人は怒って喫茶店を出てしまいました。

おそらく、途中で自分のミスに気付いたのですが、後に引けなくなってしまい喫茶店を出てしまったのでしょう。そのあと結局どうしたか忘れましたが、似たような例は結構ありそうです。

生命保険は基本的に、家計の収入を担っている人がいて、亡くなってそれが継続できな場合に備えるものです。

例えば子供が生まれて生命保険に加入しても、公的な補償分を差し引いて補償額を計算します。つまり生命保険は子供が生まれた時が一番高く、だんだん補償額を減らしていくべきです。ところが加入したときのまま変えない場合は多くあるようです。

22・医療保険

私たち夫婦が30歳を過ぎたころ、掛け捨ての医療保険に入りました。ずっと内容は忘れて確認したことがありませんでしたが、掛け捨てだから、節約になり賢明な選択をしたと勘違いしていました。

ところが7年前くらいに私は4か月の入院をしました。後半から個室に入りましたが、医療保険に入っているので、あてにしていました。

ところがいざ、保険金を請求して受け取った保険金は、入院120日に対して半分の60日だけでした。

理由は契約がそういう内容だったからです。入院は最高60日の契約でしたが、そんなことは考えたことも確認したこともなかったのです。ずっと入りっぱなしでした。

一日の保険金は5千円のものなので60日で保険金は30万円です。加入したのは30歳ころだとして、49歳の19年間加入したわけですが、活用できたと思った保険は30万円でした。

30万円くらいであれば、当時でも自力で用意することができていたので、「保険に入っている」ことに安心して内容を確認しなかったミスです。

その後、即解約したのは言うまでもありません。

支払った保険料と、受けとった保険金、この場合ですと、30歳女性は掛け金月2000円くらいですから19年分では45万6千円です。受け取った保険金は30万円ですから、完璧に赤字です。

仮にマックス60日の入院をした場合の保険金と支払う保険料の分岐点を確認して、その時に解約するべきでした。

100歩譲って結婚間もなくて、貯金などが十分でない場合は期間限定で家計が安定するまで加入するならよいのですが、入りっぱなしは考え物です。

23.キャリア契約のスマホ通信費

スマホの通信費って、ソフトバンク、ドコモ、auなどを使っていると、通常ひと月7千円前後かかります。

家族4人分で契約すると4倍の支出です。年間33万前後の支出になります。これが3年で約100万円です。10年で330万円です。

ところが、格安SIM系の通信事業者で契約すると、ひとりひと月2千円くらいです。家族4人分ではひと月8千円で済みます。3年で29万くらいで、10年使っても家族4人分で96万円くらいです。

スマホ通信費にキャリア契約では家族4人分で3年で100万必要ですが、格安SIM系なら、10年でようやく96万円です。

未だにキャリアでスマホを契約しているのは、お金を垂れ流しているのに等しいかもしれません。

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24・ダイエットグッズ、食品

ダイエットは何らかのグッズや食品ではたかが知れています。結局、健康的なバランスの良い食事をして、こまめに動くしかありません。

一時的に激しい運動や食べる量を減らしても、続けられなければ元に戻ってしまいますから。グッズや専用食品にたよるのはお金の無駄です。

食品で少しでもやせようと思うならば、加工品ではなく肉、魚、野菜などのバランスをよくしたほうが体にも良く、お金もあまりかかりません。

25・「プロ」がすすめる金融商品

新NISAが開始して様々な金融商品を目の当たりにしても、どれを選べばいいのかわからなくなることがあるでしょう。

そもそも新NISAを「今すぐもうけること」だと勘違いすることからその誤解は生まれます。

このようなときにいわゆる「プロ」に金融機関の窓口に相談すると、手数料が割高な金融商品をすすめられてしまう可能性は高いのです。

なぜなら金融機関の窓口は、それ自体に運営費がかかり「プロ」に給料や報酬を払わなければならず手数料で利益を出さなければなりません。

「プロ」がすすめる金融商品は、金融機関にとっておいしいものである可能性があります。

そのため、窓口ではなくネット証券などの利用がおすすめです。

まとめ

もう一度読めます。

さいごに

今回は、

「やめるお金のムダ25選・知らずに散在しているコストを下げて、円安時代に立ち向かう」

・・を紹介しました。参考になればうれしいです。